実は、妻の遠い親戚がエヤーワディ管区内のカレン人の村に住んでいるのですが、この人も精米所の経営者で同じような火災を経験しています。



籾殻(もみがら)から自然発火→火事に

(1月8日発行/7 day daily日刊紙)

1月7日午前4時ごろ、エヤーワディ管区パテイン市内のアウンヤダナー精米所において貯蔵されていた籾殻の蓄積熱から自然発火し、火事となった。

この火災により精米機5台、40 x 80フィートの倉庫1棟、保管されていた米製品が焼失し、消火にあたっていた消防隊員が負傷した。

エヤーワディ管区消防署の署長は「籾摺り機により籾殻を取り除いた際、摩擦熱が籾殻に加わっている。これが大量に貯蔵され蓄積されると蓄積熱が溜まり、高熱となる。また、季節的に温度が高くなっていることも影響している」と話した。

精米工場の従業員の一人は「4,5日前から、籾殻から蒸気のようなものが立ち上っていた。なぜ蒸気のようなものが出ているのか原因がわからなかった。涼季なので霧のようなものかと思っていた。経営者もこのことを知っているはずだ」と話した。

(全訳終わり)


ミャンマーでは毎年何件か籾殻の自然発火が原因の火事が起きています。

実は、妻の遠い親戚がエヤーワディ管区内のカレン人の村に住んでいるのですが、この人も精米所の経営者で同じような火災を経験しています。

ですから、実際に籾殻が原因の火災の件数はかなり多いのではないかと思われます。

対策としては、籾殻の貯蔵場所は建物から遠く離れた所にする、定期的に風を送ったり、ミストを噴霧することが考えられます。

ネットで籾殻の自然発火について調べましたが、あまり研究はなされていないようです。
(シリカという物質が関係していることはわかりました)

日本の農家ではどのように対処しているのでしょうか。


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Posted by hnm on 月曜日, 1月 12, 2015. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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