ミャンマーで日朝外相が非公式会談 拉致問題など
bcjpnob, bcjpnon, bcjpnoo, Han Sein 月曜日, 8月 11, 2014

ミャンマーを訪問中の岸田外務大臣は、北朝鮮の李洙ヨン(リ・スヨン)外相と初めて非公式の会談を行いました。
岸田外務大臣:「(拉致問題の)特別調査委員会、そして核・ミサイル開発といった安全保障問題について取り上げ、日本の考え、立場を伝えた」
両外相は、国際会議の合間を縫って非公式の会談を行いました。岸田大臣は「握手を交わして人柄にふれた」と述べています。李外相は金正恩第1書記の側近とみられていて、岸田大臣は、拉致問題の解決を最優先課題とする安倍政権の姿勢を改めて伝えるとともに、北朝鮮の弾道ミサイル発射や核開発に抗議し、自制を求めた模様です。
また、岸田大臣は、高いレベルの対話が途絶えていた中国、韓国とも相次いで意見交換しました。関係改善に向けて一歩前進ですが、靖国参拝の問題など双方の基本的な立場に歩み寄りはみられず、引き続き首脳会談実現の可能性を探ることになります。