ミャンマー政府、カチン独立機構と和平交渉を開始
bcjpnog, bcjpnon, bcjpnoo, Htun Naing Myint 水曜日, 10月 09, 2013

ミャンマー政府は8日、少数民族の反政府勢力「カチン独立機構」との和平交渉を行い、和平合意に向けた詰めの協議に入りました。
ミャンマー政府の代表団は8日、北部・カチン州のミッチーナで少数民族の反政府勢力・KIO=カチン独立機構の代表者らとの和平交渉に臨みました。KIOは主要な少数民族の武装勢力の中で最後まで政府軍と戦闘状態にありましたが、今年5月に政府側と暫定的な停戦合意を結びました。
テイン・セイン大統領は、残る少数民族との和平合意を早急に進めたい考えですが、自治権の拡大を求める少数民族側は応じる姿勢を示していません。また、改革の成果を国際社会にアピールしたい大統領は、今月2日のラジオ演説ですべての少数民族との「全国的な停戦」を目指す意向を改めて示しています。
今回の和平交渉は3日間の日程で行われる予定で、国連の事務局やほかの少数民族の代表者らも参加しています。
(08日22:46)