ミャンマー洪水被害に各国が支援

ミャンマー洪水被害に各国が支援


アメリカのケリー国防長官は、5日にマレーシアのクアラルンプールにて開かれたASEANの外相会議で、ミャンマーで発生している水害で命を落とした人々へ深い悲しみを寄せるとともに、支援物資リストを公表し、空路で送ると発表した。
 他にもオーストラリアは200万豪ドル(約1億8,500万円)、ノルウェーは120万米ドル(約1億5,000万円)の支援を表明。シンガポール赤十字は約10万シンガポールドル(約900万円)、自国も洪水問題に直面することもあるタイ政府は500万バーツ(約1,800万円)の支援を決定した。
 日本政府は、毛布やテントなど15万米ドル(約1,800万円)分の救援物資を提供。その他に、タイ・日本・中国は被災者のために合同で支援活動を行う模様。
 2008年のサイクロンナルギス襲来時は、諸外国による援助の申し出をほとんど拒否してきたのと比べ、今回はミャンマー政府が大々的に諸外国からの支援を受け入れるのは極めて大きな変化。8月5日現在の情報では、少なくとも死者・行方不明者合わせて69人、26万人が被災しているとみられる。
[7Day Daily]




洪水被害情報 サイクロンナルギス時との違い



今回の洪水被害はサイクロンナルギス時に比べると被害状況などの情報が格段に多く、


その情報で募金活動や現地支援が民間ベースで早くから活動している。


特にSNS等のインターネットを使った情報で、被災状況がリアルタイムで発信されている。


これはサイクロンナルギス当時と比べ携帯電話サービスの充実が大きい。



当初ザガイン管区の被害が大きいとSNS等で流れ、多くの市民がこの地に支援に向かい支援がかなり行き届いたので、


ザガイン管区の支援より今は当初情報が少なかったエヤワディ管区の支援に回ってとの政府からの要請もある。


全国の被災状況を的確に把握しその情報を随時提供するシステムの充実は今後の課題ではなかろうか。


日本人から見れば支援が遅いとか目につくことはたくさんありますが、7年前から比べると格段の進歩があることは確かです。



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Posted by hnm on 金曜日, 8月 14, 2015. Filed under , , , , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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