ミャンマーなど5カ国、共通ビザ導入を検討
bcjpnoa, bcjpnon, bcjpnoo, MaungSoe, Nan Kham Mo Tun 金曜日, 6月 26, 2015

ミャンマーの首都ネピドーで開催された、第6回エーヤワディ・チャオプラヤー・メコン経済協力戦略会議(ACMECS)の首脳会議で、加盟5カ国の共通ビザ(査証)導入が検討された。実現すれば、1カ国で取得したビザでインドシナ5カ国を訪問できるようになる。
ミャンマー政府系英字紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーによると、共通ビザの導入は、首脳会談の前日に開催されたビジネスフォーラムが提案した議題の一つ。ミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)の幹部は、1回のビザ申請で加盟国のミャンマー、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアを訪問できる枠組みづくりを歓迎するとコメントした。
他の議題は、タイの通貨バーツの他国への持ち込み規制の緩和や国境地域での契約農業促進、タイを除く4カ国(CLMV)でのコメ輸出に関する情報の交換、経済特区の開発や中小企業の育成での協力態勢構築など。さらに年内に予定される東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)の発足までに、国境間輸送に関する明確な規則を作成する必要性なども検討すべきと提案した。
ACMECSは2003年、ミャンマー中部のバガンで最初の首脳会議を開いた。次回(17年)はタイで開催される予定だ。