タイのMジェット、プライベート機ターミナル



タイの民間航空会社Mジェットは、ミャンマーで航空機地上支援業務を手掛けるワワ・グループと折半出資し、ヤンゴン国際空港にプライベート・ジェット専用ターミナル「ミャンマー・Mジェット・ビジネス・アビエーション・センター(MMBAC)」を開設した。5日付バンコクポストなどが報じた。
 MMBACは2日、正式開業した。プライベート機のチャーターサービスと救急車サービスを併せて展開。医療環境が遅れているミャンマーから、バンコクやシンガポールの医療機関に急患を運ぶ需要を見込む。現在は週1便程度を運航している。ビジネス用のプライベート・ジェットなどにも対応。通関や入国カウンターも備える。
 Mジェットは今後、ミャンマー各地にターミナルを展開していく方針。第2の都市マンダレーと首都ネピドーの国際空港にもターミナルを開設する。タイでは既存のバンコクのドンムアン空港に加え、北部チェンマイと南部プーケットにも開設する計画。他の東南アジア諸国、アフリカへの進出も目指す。
 Mジェット創業者でタイのホテル・外食大手マイナー・インターナショナル(MINT)のウィリアム・ハイネッケ会長兼最高経営責任者(CEO)は、Mジェットのターミナル事業拡大は、マイナーのホテル事業を支援することにもつながると指摘した。

NNA

ウィリアム・ハイネッケ会長兼最高経営責任者(CEO)

Posted by hnm on 水曜日, 8月 06, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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