JCB、海外カード会員倍増目標 インドなど3カ国で発行検討



JCBの浜川一郎社長は6日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、海外で発行するJCBブランドのカード会員数を2016年度末までに13年度末の約2倍にあたる3000万人超に伸ばす方針を明らかにした。インド、ミャンマー、ブラジルの3カ国でクレジットカードの発行を検討。カードをすでに発行するアジアなどの国でも、提携先の銀行を増やすなどしてシェア拡大を狙う。
 JCBは14~16年度の新中期経営計画で、カードの年間利用額を19兆円(13年度末)から22兆円(16年度末)に、国内外の会員数を8400万人から1億人超にそれぞれ引き上げる目標を掲げる。
 海外のカード会員は、全体の構成比を2割から3割に引き上げるなど、成長の原動力とする。なかでも「カードのインフラ整備がこれから進むアジアの国々で伸ばす」(浜川社長)考えだ。
 現在、海外カード会員の9割以上を占める中国、韓国、台湾に加え、タイやインドネシアなど東南アジア5カ国とブラジル、インドを合わせた計10カ国を重点国に設定。浜川社長は「各国の金融機関と地道な提携交渉を進め、会員基盤や加盟店網の拡充に努めたい」と語った。
 世界の加盟店数は、アジアや欧州を中心に13年度末の2687万店から16年度末には2930万店に拡大する方針だ。

SankeiBiz

Posted by hnm on 木曜日, 8月 07, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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