ミャンマーの空港運営事業 三菱商事など優先交渉権
bcjpnog, bcjpnon, Htun Naing Myint 土曜日, 8月 10, 2013






民主化が進むミャンマーで、三菱商事と日本航空系商社JALUXがミャンマー航空局(DCA)から同国第2位の都市マンダレー国際空港運営の事業権をめぐる優先交渉権を得たことが10日、分かった。11月にもDCAや現地企業と合弁会社を設立し、年内に正式に事業権を得る見通しだ。
合弁会社にはミャンマーの航空局が44%、JALUX26%、三菱商事25%、同国デベロッパー大手のSPAが5%をそれぞれ出資する。総事業費は約57億円。
マンダレー空港はミャンマーの中心に位置し、国内12都市と結ばれる国内線のハブ空港で、空港着陸料や駐機料など安定収益による採算性が高いと判断した。
2012年の旅客数は約57万人。空港ターミナルビルや周辺インフラの改修に加えて商業施設などで魅力を高め、10年以内に旅客数を3倍の170万人に増やす。
