日通、バンコク~ヤンゴン輸送を3日に短縮
bcjpnoa, bcjpnoo, Ko Naing, MaungSoe 木曜日, 9月 10, 2015
日通、バンコク~ヤンゴン輸送を3日に短縮
日本通運は9日、タイ・バンコク~ミャンマー・ヤンゴンの陸路輸送サービスのリードタイムを従来の4日から3日に短縮したと発表した。今年6月にミャンマー側で開通したバイパス道路を利用するルートに変更したことが奏功。現状ではトラックを不定期運行しているが、利便性の向上で需要の開拓を目指す。
タイ~ミャンマー間国境で最大の貿易地であるミャンマー東部カイン州(旧カレン州)ミャワディからコーカレイまでの山岳地帯では従来、上り下りで1日置きの交互通行が行われている。日通は8月から陸送サービスを新バイパス道路経由に切り替え、同区間のリードタイムを2~4時間から30分に短縮。バンコクからミャンマーまでの輸送時間を削減した。日通の広報担当者はNNAに対し、「タイからミャンマー向けでは設備機器の輸送需要がある」と指摘。現在は定期便を運行するほどではないが、今後の物量拡大が見込めるという。バンコク首都圏からヤンゴンまでの海上輸送はリードタイムが3週間必要なため、陸運が伸びていくと期待する。
タイと周辺国との陸路輸送では片荷が課題。今年末には東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)が発足する予定で、周辺国での産業集積が進めば双方向的な輸送需要が生まれる見込みだ。
日本通運、タイーミャンマー間の陸路輸送を4日から3日に短縮
2015年9月9日、日本通運の現地法人・タイ日本通運とミャンマー日本通運は、タイ~ミャンマー間の陸路輸送サービス(NEXSAO-BY1000(ネックスサオビーワイ1000))の運行ルートを変更し、これまで4日間だった輸送日数を、3日間に短縮した。
これまで日替わり片側通行だったミャンマー国内のミャワディー(Myawaddy)からコーカレイ(Kawkareik)間の山岳道路に、今年6月に新たなバイパスが開通したことで、毎日の相互通行が出来るようになったため。
【編集:TY】
オペレーションフロー
全体図