雪国からミャンマーへ JR東日本、ディーゼルカー譲渡
Posted by hnm
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月曜日, 7月 20, 2015
技術者もミャンマーへ派遣
JR東日本は2015年7月17日(金)、ミャンマー鉄道公社への車両譲渡と、車両保守に関する技術支援を実施すると発表しました。
譲渡される車両は東北地区の陸羽東線や石巻線、新潟地区の磐越西線や只見線などで使用されてきたキハ40系ディーゼルカー19両(キハ40形13両、キハ48形6両)。7月下旬から譲渡を始めるといいます。
これと合わせて、譲渡されるディーゼルカーのメンテナンスを実際に担当していた技術者をミャンマーへ短期派遣。現地で技術支援を行うとのこと。車両の整備や機能確認業務、オーバーホールに関する支援が実施される予定です。
ダウンタウン走行の電車は「路面電車」かも
(7月12日発行/7Day Daily)
ヤンゴン市内ダウンタウンを走行する路面電車の建設工事(電柱の工事)が7月13日から開始される。
路面電車は当面ダウンタウンのリンザダウン~トーリークェ区間(3.09マイル)を運行。11月までに工事を完了し、12月から運行を開始する予定。
このプロジェクトはミャンマー国鉄、日本の民間企業2社、ミャンマー企業1社により合同で実行される。
日本企業のひとつ、日本電設工業の担当者は「11月末までに電柱の建設、電線やレールの敷設作業を完了する予定。12月から運行を開始する」とコメント。
ミャンマー国鉄の幹部は「必要な材料はミャンマー国内で調達する。入手できない機器や技術は日本から持ち込む」とコメント。
リンザダウン~トーリークェ区間に電柱136本を打ち込み、電気はアローン変電所から供給される。ワーダン倉庫に電車の保守、修理を行う電車区が建設される。
レールの幅(ゲージ)は国際標準の1,435ミリが採用される。
(翻訳終わり)
最後の1文、
「レールの幅(ゲージ)は国際標準の1,435ミリが採用される」
がミソです。
これが本当なら、日本から路面電車が輸入される可能性が強くなりました。
今、ダウンタウンを走行しているのは日本(JR)のディーゼルカーで、JRで標準となっている1,067ミリをミャンマー規準の1,000ミリに改造したものです。
しかし、この記事では「国際標準の1,435ミリが採用される」とありますので、日本の路面電車が投入される可能性が強くなりました。
いやあ、これは本当に楽しみです。
もしかして、広島市内を走っている路面電車の中古が採用されるのでは。。。。。?
しかし、レールの交換のためにカンナー通りで大掛かりな工事を行う必要があり、渋滞が酷くなりそうです。
ミャンマー国鉄はゲージ1,000ミリで統一されており、なぜこの区間だけ1,435ミリを採用したのか疑問です。
それに、この路線は単線であることから輸送力がありません。
せいぜい、1時間に1本の運行になりそうです。
しかし、複線にすれば飛躍的に輸送力が高まります。
もしかして、複線化工事も行われるのでしょうか。
何はともあれ、鉄道ファンのブログ主にとって12月にまた楽しみがひとつ増えました。
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