候補者選びの指針を読みましたが、「えっ? これだけ?」と思いました。
bcjpnok, bcjpnon, bcjpnoo, Han Sein, MaungSoe 月曜日, 7月 20, 2015
テインセィン大統領の去就 |
国民民主連盟(NLD)が候補者選びの指針を発表
(7月13日発行/The Voice)
総選挙に向けNLDが候補者選びの指針を発表した。この指針は各管区、州のNLD支部に通達された。
これによると、
1. 閣僚となるに相応しい資質のある人物
2. 選挙区の住民から信用され支持される人物
3. 候補者は女性>若者>少数民族の順番で優先する
候補者は、自身および両親が所有する不動産のリスト、銀行口座、投資事業、株式、年収、その他の収入を公表しなければならない。
候補者の財産所有リストに関して疑問がある場合、または議員活動中に急激に財産が増えた者は調査に応じなければならない。
また、任期中は汚職をしないことを宣言する書類に署名するが必要。
立候補届けは7月23日までにNLD中央委員会に提出する。
11月に行われる総選挙の立候補者名簿は7月20日から8月8日までに連邦選挙管理委員会に提出しなければならない。
NLDは2012年の補欠選挙で44の議席に立候補し、43人が当選した。
(翻訳終わり)
候補者選びの指針を読みましたが、「えっ? これだけ?」と思いました。
NLDが政権を取った場合の、公約とか基本方針(経済、金融、外交、民族問題)を先に示して、これに同意できる人を選ぶとか、何もないのですかね。
候補者は女性>若者>少数民族の順番で優先する
も結構ですが、
「ミャンマー人(ビルマ民族)で官僚経験や政治経験が豊富で、優秀な年配の男性。学識のある専門家」
は優先順位が最下位になってしまうのですね。
このような人選で果たして政権を担当することができるのでしょうか。かなり不安です。
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昨日無事退院しました。まだ右目は見えない状態で片目の生活です。右目は今回で3回目の手術、網膜の劣化が進んで剥離しやすくなったのかな。入院中NETは遮断されていたので、テレビと新聞のニュースしかわからないが、腹立たしいニュースが多かった気がする。退院後早速ミャンマーニュースを見ていたら、またまた、テインセィン大統領総選挙不出馬とのニュース。よく読めば本人の談話でなく、大統領府高官が匿名で明らかにしたとのこと。一方大統領府は大統領去就について正式にコメントしていないと表明。このようなニュースは私の知る限り今度で3日目。軍政派のトラシュエマン下院議長と民生派のテインセィン大統領の確執。このような事態は与党USDPの内部紛争が激化していることを如実に表している。テインセィン大統領が2期目の去就について言及したのは2012年に1度だけで「2期目につては、民主化が道半ばで国民が望むのであれば考える」の一言だけ。11月の総選挙ではUSDPが不利といわれている中、お家騒動をしている場合ではないと思うのだが・・・テインセィン大統領が不出馬となれば、確実にNLDに単独過半数を許す結果となるだろう。テインセィン大統領の去就はミャンマーの穏やかな民主化のキーポイントだ。 |