(「あのね」はダメ)



日本語で面接試験は難しい




昨日、ある日系企業(医療関係)の面接試験があり、同席することになりました。




これは自分にとって非常に貴重な機会です。(多分初めてのことか)




連れて行ったのは2人の生徒でどちらも優秀な子です。



普段は日本語ですらすらと話すことができる子たちなので、あまり心配していなかったのですが、本番の面接となると。。。。。




やっぱり緊張して、敬語の使い方が逆になったり、友達言葉になっていました。




先方の質問に対して、

「あのね、ずっと前から日本語に興味を持っていました」

(「あのね」はダメ)





「私はウイン学校で日本語を勉強されました」 

(受身なのか、尊敬なのか不明。尊敬とすれば使い方が間違っている)




あと、先方の質問に対して的外れの回答も所々ありました。


「どうして日本語を勉強することにしたのですか? そのきっかけは何ですか?」

に対して、


「私は日本とミャンマーとの間の架け橋になりたいですから」

「私はもっと日本語を上手になりたいですから」





それから、「●●●じゃないですか」を連発していました。


「日本は技術が発展しているじゃないですか。。。。。」



これは、日本人と会話経験が豊富な子によく現れる特徴で、日本人がこの表現を教えてしまっているわけです。


日常の会話でよく使われていますが、面接のときに使うべき表現ではありません。


相手に対して強制的に同意を求める言い方なので、先方にはあまり良い印象を与えないでしょう。





やっぱり、面接のための日本語もきちんと教育しなければならないと実感しました。




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Posted by hnm on 月曜日, 1月 19, 2015. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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