ASEAN「イスラム国」非難…「世界の脅威」
bcjpnob, bcjpnoo, Han Sein 月曜日, 11月 10, 2014
ミャンマーで12日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で採択される声明で、イスラム過激派組織「イスラム国」について、「放置すれば中東だけではなく、世界の脅威」と非難する文言を盛り込む方針が固まった。
会議筋が8日、明らかにした。イスラム国は、アジアのイスラム教徒にも急速に浸透しており、首脳レベルでも危機感を共有する。
会議関係者によると、声明原案では、イスラム国について「すべての破壊、暴力、恐怖を弾劾する」として、「このまま放置すれば、中東だけでなく、世界に脅威を与える」と非難。その上で加盟国間で容疑者の引き渡しを取り決めた既存のテロ対策協定などに基づき、地下組織などの資金源を断つための行動強化や対策会議の開催を検討する。
北京=向井ゆう子