予防接種の現場視察、NPOがミャンマーで



細川護熙元首相の妻、佳代子さんが理事長を務める非営利団体(NPO)「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」の使節団が2~8日の日程でミャンマーを訪問した。JCVは個人や民間企業から寄付を募ってポリオなどの予防ワクチンを購入し、途上国に無償提供している。使節団は中部マンダレーなどを訪れ、乳幼児への予防接種が行われている現場を視察した。
 ミャンマーでは、政府の資金不足もあって予防接種の体制が整っておらず、国際連合児童基金(ユニセフ)は「世界子ども白書2012」で5歳未満の乳幼児の死亡率が日本の20倍超に上ると報告している。JCVは1996年から毎年、ユニセフと協力してミャンマーにワクチンを提供してきた。
 使節団は毎年派遣されており、今年は企業スポンサー5社などから9人が参加。マンダレー管区にある農村を訪問し、JCVの提供しているワクチンが現地の子どもたちに接種される様子を見学した。
 視察に参加した和光堂の笠谷真一さんは、「予防接種の会場を見て、われわれの提供している寄付金が有効活用されていることを実感できた」と語った。日本リユースシステムの島根千恵さんは、「従来は立ち入ることのできなかった少数民族地域でも予防接種ができるようになっており、提供するワクチンが無駄になっていないことを確認できた」と話した。

NNA

団体の紹介

1日4000人。これは、世界中でワクチンがないために予防可能な感染症で命を落とす子どもの数です。

「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」は、子どもたちが感染症の脅威にさらされている国に、ワクチンを贈っている、民間の国際支援団体です。
第79代内閣総理大臣 細川護熙夫人 細川佳代子により、 1994年に設立されました。

ポリオワクチンは1人分 約20円。
わずか20円でひとりの子どもの命を救えます。

学生インターンを通じて途上国へワクチンを贈る活動を支え、世界の子どもの命を救いませんか?

問い合わせ先

TEL:03-5419-1081
月曜~金曜 受付時間 9:00-18:00
〒108-0073 東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル8F

Posted by hnm on 月曜日, 11月 10, 2014. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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