りそな、ミャンマーの銀行と提携 「日本語でのサービス拡充」



りそなホールディングスの東和浩社長は20日までにフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、傘下のりそな銀行など3行がミャンマーのミャンマー・アペックス銀行と業務提携することを明らかにした。今月24日に合意する。

 日本からの送金がスムーズにできるようにし、中小企業のミャンマー進出を後押しする。外資の進出が相次ぐミャンマーでは、不動産価格が高騰。りそなは現地での物件探しの支援なども行う。

 東社長は「アジアでの日本語でのサービス提供を拡大したい」と述べ、マレーシアへの日本人スタッフの配置を検討していることも明らかにした。

 一方、国内では金融緩和を背景に住宅ローン市場が低金利競争に陥っているとの指摘もある。これに対し、東社長は「付加価値を提供することで利ざやを拡大させる」と強調。中古物件の仲介を強化するなどし、2014年度下期に7700億円(上期実績は4700億円)の住宅ローン融資実行を目指す計画だ。

 地方銀行の再編について、東社長は「各地銀の地元での対応力が強くなる」と評価。その上で、地銀との連携について「資本提携ありきでは考えていない。われわれが信託業務などのノウハウを提供することで、お互いに顧客を増やせる関係を結んでいくことが先だ」と述べた。

SankeiBiz

Posted by hnm on 金曜日, 11月 21, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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