市場開放進むミャンマー=商業都市ヤンゴン急発展―地価高騰、インフラに課題



ミャンマーが同国最大の商業都市ヤンゴンを中心に急速に経済発展している。2011年3月に軍政から民政への移管が実現して以降、同国では着実に民主化が進展。外国投資法など各種法制度が整備される中、外国企業が地元企業との合弁や提携などを通じて一段と進出しており、同市では外国人向け分譲マンションやオフィスビル、ショッピングセンターなどの建設ラッシュが相次いでいる。
 ただ、あまりに開発が急ピッチであるため、ヤンゴン市内では電力不足や交通渋滞などインフラ整備の遅れが際立っているほか、不動産価格の高騰など新たな問題も浮上しており、行政当局は対応に苦慮している。
 ミャンマー電力省などによれば、実際に稼働できる発電量は水力を中心に約150万キロワットで、電力ピーク需要の75%程度しか賄えておらず、停電も多い。しかも、ピーク需要は今後も年15%のペースで増加する見通しで、「電力不足が最重要課題」(政府筋)となっている。

【ヤンゴン時事】

時事通信
 

Posted by hnm on 月曜日, 10月 13, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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