決められたことを守らないのがかっこ良いと思っている事が、実は恥かしい事なのに・・・それが分からないのかな。


有料道路の料金徴収、ミャンマーの縮図?



BOTで道路管理している会社から、日本のトールゲートシステムを導入したいとの相談を受けた。


人件費が安いミャンマーでは費用対効果を考えれば時期尚早との返答をしたが、


日本のトールゲートシステム導入の主旨が違うことが判明した。


端的にいえば、会社にまともに現金が入らないのでこれを防ぎたいとの事。


政府の偉い人は勿論通行料は支払いをしない、その家族・親戚までが支払いを拒否するので収入が少ないとマネージャー氏は語る。


しかし、これらの数はごく少数で、実態は徴収員の横領の方がよほど多いいのではと推察する。


色々な話を聞いていると、収入になるべき20%は徴収もれか横領により失われている。


徴収員の横領は組織的で末端からマネージャーまでグルなので、物理的に阻止しない限り無理だろう。


物理的阻止の方法を話したが、マネージャー氏は出来な理由を挙げ消極的でした。


一方無料で通行しようとする輩は金持ちが多く、ゲートで金を払わない事がかっこ良いと思っている。


また、僧侶や葬列の車も当然のごとく通行料は支払わない。


決められたことを守らないのがかっこ良いと思っている事が、実は恥かしい事なのに・・・それが分からないのかな。


車を強制的に止めるため、料金所や団地内にはいたる所にマウントアップを作り、強行突破や暴走を物理的に防いでいる。


法を守る、マナーを守る国民になるにははまだまだ時間がかかりそうだ。

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Posted by hnm on 水曜日, 10月 01, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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