保険業界の監督機関が発足へ



ミャンマーの財務省は、民間の保険業界を監督する新たな組織を立ち上げるようだ。国営保険会社のミャンマ・インシュアランスのエイ・ミン・テイン・マネジング・ディレクターが明らかにした。
 現地紙によると、新組織の名称は「金融業務管理委員会」。銀行や民間保険会社などから組織を運営する委員を招聘(しょうへい)する。
 ミャンマーの保険市場は過去50年にわたって国営企業が独占してきたが、昨年5月にようやく民間企業5社の参入が認められた。現在は12社まで増えている。ただ、人材や技術の不足で市場が本格的に機能するには至っていない。保険商品を契約している人は、人口の0.5%にとどまるとされる。
 一方で、経済発展を背景に保険市場も急速な拡大が見込まれており、日系を含む各国の保険会社が参入の機会をうかがっている。
 ミャンマーに拠点を構える日本の保険会社は三井住友海上、東京海上日動、損保ジャパンという損保3社と、太陽生命の生保1社の計4社となっている。

NNA

Posted by hnm on 月曜日, 8月 04, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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