このような詐欺事件は今までのヤンゴン生活18年の中で10回は起きています。
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Htun Naing Myint
木曜日, 8月 14, 2014
日本への労働者派遣でトラブル、3億チャット規模の詐欺
(8月7日発行/THE VOICE日刊紙)
海外労働者派遣会社、チョーチョーナインファミリー技術サービス会社は日本へ出稼ぎに行けるという話を持ちかけ、100人以上のミャンマー人から3億チャット以上を受け取ったものの、日本へ派遣することができず、返金にも応じていないことが申請者の一人であるウーチャンミィントーダー氏の話によりわかった。
日本語学校で学習が修了した場合、日本へ出稼ぎに行けるという話を信じ、正式にライセンスを得た同社に対し2013年10月から申請していることが本人の話によりわかった。
しかし、日本語学校の学習が終わり、6ヶ月経過しても日本へ行くことができないため、返金を要求しているとヤンゴン市内のミャンマージャーナリスト協会において8月6日行った記者会見において20人の申請者が事情を説明した。
返金を要求しているのは日本で正式に働けるワークパーミット(就労ビザ)を申請している20人以上、研修ビザを申請している100人である。
就労ビザの場合は、会社に対し1100万チャットを、研修ビザは150万チャット+50万チャットを手数料として支払う必要があり、申請者はすでに支払っているという。
また同社は就労ビザの場合は、すぐに日本へ行けると勧誘されたため、研修ビザから就労ビザの申請に切り替えたため、1100万チャットを2回に分割し支払ったとウーチャンミィントーダー氏が述べた。
同社は就労ビザを申請し45日以内に日本へ派遣できない場合は、会社が申請者に対し200万チャットを賠償金として支払うと約束していた。
その後、会社側が6月18日に「日本へ出稼ぎに行く件はキャンセルになった」と通告してきたが、その後も賠償金を払うことも、申請者が支払った手数料の返金にも応じていないと同氏が述べた。
「私たちは払ったお金をなんとか返還してほしい。一部の人たちは日本へ行けるというので他人からお金を借りている」と研修ビザを申請しているウーチョーウインミィントゥン氏が述べた。
この件について、チョーチョーナインファミリー技術サービス会社に連絡を試みたが、誰も電話に出なかった。
手数料の返還を求めるため、大統領府、労働省などの政府機関に陳情書を提出しており、会社が所在するサンチャウン郡の警察署に対し6月に詐欺の被害届けを出している。
手数料の返還について、ミャンマー海外労働者派遣事業者協会の本部は関係当局からコメントを求められた場合、この会社を処罰するように回答すると同協会のウーチョーティン事務局長が述べた。
チョーチョーナインファミリー技術サービス会社は2013年5月に正式に海外労働者派遣会社として登録されている。
(全訳終わり)
このような詐欺事件は今までのヤンゴン生活18年の中で10回は起きています。
そのたびに、何でこんなに簡単に騙されてしまうのだろうと残念に思います。
実は、生徒たちからこの会社の派遣事業に申し込んだほうがよいのかアドバイスを求められたことがあります。
私は「この会社は良いか悪いかは判断できないが、前払い制で大金を払わせるような会社であれば注意したほうが良い」とだけ言いました。
(この生徒たちがこの後、実際に申し込んだかどうかはわかりません。)
記事では、このミャンマーの会社が悪いように見えますが、おそらく日本人が関与しているものと思われます。
つまり、騙したのはこの会社ではなく、日本の会社(または個人)がこのミャンマーの会社を騙したため、このような事件に発展していることが考えられます。
(今までの事件もそのようなパターンが多かった)
もしそうだとすれば、実にけしからん話です。
(日本のイメージがまた悪くなりそうです)
真相がわかれば、また続報をアップします。
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