アウンサンスーチーさん、「憲法を改正できなかったが、選挙に勝てばNLDの政権ができる」とまだまだ強気です。 今年の総選挙でNLDが大勝ちすると、大統領を決めるところでかなり揉めることが予想されます。




憲法改正法案の採決が行われた



超つまらない記事ですが、大切なことなので記録しておきました。

正直、こんなに早く採決が行われるとは思っていませんでした。


採決は、無記名式の秘密投票でした。



採決が行われた日:2015625

場所:ネピドー市内連邦議会

総議員数:633

欠席者:50

出席者:583



1.憲法第59条(エ)(カ)項を以下のように差し替える。
(大統領および副大統領となる者は)
(エ)政治、行政、経済、国防などに見識があること。
(注:元の条文では軍事となっていた)
59条(エ)の採決結果
賛成:556票 
賛成:95.37% 反対:4.63% 
により改正要件を満たしているため憲法改正の手続きをさらに続行する。
 2.(大統領および副大統領となる者は)
(カ)自身であれ、自身の両親のいずれかであれ、自身の配偶者であれ、自身の子供のいずれかであれ、その子どもの配偶者であれ、いずれかが外国政府から恩恵を受けている者、または外国政府の影響下にある者、または外国籍を有している者であってはならない。
(注:改正案では赤字の部分が削除された)
59条(カ)の採決結果
賛成:321
賛成:55.06% 反対:44.94
により、否決された。
 3.憲法第60条(ウ)項を以下のように差し替える。
(ウ)(人民代表院、民族代表院、国軍議員グループはそれぞれ大統領選考委員会を設置する。)
各大統領選考委員会は議員の中から、または議員以外の人物から副大統領候補を一人ずつ選出する。
 (以下のように修正)
各大統領選考委員会は選挙により選出された議員の中から、副大統領候補を一人ずつ選出する。
60条(ウ)の採決結果
賛成:386
賛成:66.21% 反対:33.79
により否決された。
 4.憲法第418条(緊急事態対処に関する条項)
(イ)
国軍司令官に対して統治権が委譲された日を以って、憲法上のいかなる規定に関わらず、大統領および副大統領以外、憲法に従って関連する議会の承認を得て任務が与えられた組織の構成員、自治権が与えられた管区の執行部または自治区の執行部の構成員はすべて職務から解かれたと解釈される。
 (以下のように改正)
国軍司令官に対して統治権が委譲された日を以って、特別な状態(=騒乱状態)を収拾するため、憲法を例外扱いとし、大統領および副大統領以外、憲法に従って関連する議会の承認を得て任務が与えられた組織の構成員、自治権が与えられた管区の執行部または自治区の執行部の構成員はすべて職務から解かれたと解釈される。
418条(イ)の採決結果
賛成:386
賛成:66.21% 反対:33.79
により否決された。
5.憲法第436条を以下のように差し替える。
436
(ア)
この憲法の第1章の第1条から第48条まで、第2章の第49条から56条まで、第3章の第59条、60条、 第4章の第74条、109条、141条、161条、第5章の200条、201条、248条、276条、第6章の第293条、294条、305条、314条、320条、第11章の第410条から第432条まで、第12章の第436条の条文を改正する場合、連邦議会の総議員数の75%を超える賛成を得て国民投票で総有権者数の半分を超える賛成により改正できる。
  (以下のように改正)
この憲法の第1章の第1条から第48条まで、第2章の第49条から56条まで、第3章の第59条、60条、第4章の第74条、109条、141条、161条、第5章の200条、201条、248条、276条、第6章の第293条、294条、305条、314条、320条、第11章の第410条から第432条まで、第12章の第436条の条文を改正する場合、連邦議会に出席する権利を有する総議員数の70%以上の賛成を得て国民投票で投票総数の半分を超える賛成により改正できる。
436条(ア)の採決結果
賛成:388
賛成:66.55% 反対:33.45
により否決された。



(イ)
(ア)項以外の条項については連邦議会の総議員数の75%を超える賛成により改正できる。
  (以下のように改正)
(ア)  項以外の条項については、連邦議会に出席する権利を有する総議員数の70%以上の賛成により改正できる。
436条(イ)の採決結果
賛成:388
賛成:66.55% 反対:33.45
により否決された。


アウンサンスーチーさん、「憲法を改正できなかったが、選挙に勝てばNLDの政権ができる」とまだまだ強気です。


今年の総選挙でNLDが大勝ちすると、大統領を決めるところでかなり揉めることが予想されます。



軍人議員が推薦する副大統領はミンアウンライン国軍司令官でほぼ決まっていますが、人民代表院と民族代表院がそれぞれ推薦する副大統領を決めるところで混乱が起きそうです。


NLDが大勝ちした場合、どちらもNLD主導で副大統領が選ばれるからです。



NLDが譲歩してどちらかの副大統領をシュエマン議長またはキンアウンミィン議長を推薦してくれればうまく行くのですが。。。


アウンサンスーチーさんの大統領はなくなりましたが、隠し玉としてティンウーNLD名誉総裁が残っています。



彼は元国軍の将軍なので、大統領になる資格があります。



しかし、87歳と高齢なため大統領という重職は難しいですが、ご本人は至って元気。



ティンウー大統領が誕生する可能性はゼロではありません。





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Posted by hnm on 金曜日, 6月 26, 2015. Filed under , , , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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