中日首脳が30分間の会談、日本の首相との再会に内外が強い関心―中国紙
bcjpnok, bcjpnon, bcjpnoo, Han Sein, MaungSoe 木曜日, 4月 23, 2015

2015年4月23日付の人民日報の紙面。1面に載ったインドネシア、ミャンマーとの会談(写真上半分)では背景に国旗があるが、2面に載った安倍首相との会談(同下半分)では見当たらない(J-CASTニュース)
中国共産党機関紙、人民日報系の国際情報紙、環球時報は23日、習近平国家主席が22日にジャカルタでインドネシアのジョコ大統領、ミャンマーのテイン・セイン大統領と会見したほか、日本の安倍晋三首相とも会見し、中日関係について意見交換したと報じた。
習主席は安倍首相との会談で、中日関係を処理する大原則として、「中日の4つの政治文書の精神を厳格に守り従い、両国関係が正しい方向へ発展するよう確実に保証すること。昨年、双方が合意した4つの原則的コンセンサスがこの思想を集中的に体現している。歴史問題は中日関係の政治的基盤にかかわる重大な原則問題。日本側がアジアの近隣諸国の強い関心に真摯に向き合い、歴史を正視する積極的なシグナルを発信することを望む」と述べた。
英BBCは、習主席と安倍首相は30分間の会談後、会議室を離れたと報じた。今回の会談は、中日関係の雪解けの最新の兆しだと伝えている。両者は昨年11月に北京で会談を行って以来、5カ月ぶりの会談となり、日本メディアも高い関心を示している。日中外相会談や防衛当局者による安全保障対話も3月に行われたことから、安倍首相は「日中関係は改善に向かっている」と語っている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)



