ミャンマーのセマウル運動、韓国が積極支援



(写真:朝鮮日報日本語版) 写真提供=安全行政部

韓国安全行政部(省に相当)の劉正福(ユ・ジョンボク)長官は29日、ミャンマーの首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談した。劉長官はセマウル運動への協力に向けた覚書の締結とセマウルセンター完工式に出席するためミャンマーを訪問した。

 劉長官は「ミャンマーは韓国とよく似た歴史的背景を持つ国だ。わが国は経済発展と民主主義を同時に成し遂げたが、この経験をミャンマーと共有し、ミャンマーの発展に資することを期待する」と述べた。これに対してテイン・セイン大統領は「ミャンマーの経済発展のため、外国人からの投資の誘致や規制の緩和に向けた努力を続けている」と応じた。

 また劉長官とテイン・セイン大統領は来年以降、ミャンマーでセマウル運動を広めるためのマスタープランを両国が協力して取りまとめることでも合意した。劉長官は「ミャンマーの農村開発政策が成功を収められるよう、全力で協力したい」と話した。

 劉長官とテイン・セイン大統領は来年予定されている韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との特別首脳会議の開催や、ラングーン事件(1983年10月9日、当時の全斗煥〈チョン・ドゥファン〉大統領がミャンマーのアウンサン廟〈びょう〉を訪問した際、これを狙って北朝鮮が起こした爆弾テロ)追悼碑の建立問題などについても意見を交換した。テイン・セイン大統領は近い将来、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領との首脳会談を希望していることも伝えた。

朝鮮日報日本語版

Posted by hnm on 土曜日, 8月 31, 2013. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

人気の投稿

.

2010 . All Rights Reserved. - Designed by