現在ダゴン大学ではMOUを結んだり協力関係にある海外の大学数が20校ほど あるそうですが、まだ日本の大学とはまったく関係を結んでいなかったのだそう。 それで大学側も歓迎してくれたんですね。
bcjpnok, bcjpnon, bcjpnoo, MaungSoe, Nan Kham Mo Tun 土曜日, 9月 05, 2015
ダゴン大学に潜入するby thitsa | 2015-08-17 21:06
毎年恒例になっている大学生の旅行ですが、今回は日本とミャンマーの
大学交流の第一歩としてダゴン大学を訪問することになりました。
ヤンゴン市内から北東の郊外へ約1時間程。ヤンゴンの大学ですがあまり
交通の便の良い立地ではないのは昔、学生運動を恐れた政府が大学を
街から遠ざけた結果。
同行した通訳さんの話では以前よりだいぶ賑やかになってきてはいるそうな。
ミャンマーの大学に行くのは10年以上前に友人がヤンゴン大学を卒業する際、
こっそり現地人に変装して卒業式に参加して以来、2度目ですね。
何しろ以前は学生の反政府運動を恐れてピリピリしてましたから、外国人が
簡単に大学内に入れるという雰囲気ではなかったです。
でも今回はアポ取って堂々と入ります。潜入じゃないですね、
門から入って校舎までは結構距離があった。
で、校舎の近くまで来ると学生たちの姿が多くなってきた。
やっぱりというか、圧倒的に女性の数が多いという印象。
とにかく広い。校舎間を移動するのが大変そう。
校内に一歩入ると天井が高く解放感がありました。なかなかきれいな建物。
この後ダゴン大学の先生方とお会いするのですが、驚きの展開が。
続く!
ダゴン大学のサプライズ!by thitsa | 2015-08-24 21:31
日本の大学とミャンマーの大学との交流の場を設けて今回ダゴン大学へ
やってきたわけですが、当初は1人の教授の方とお会いしてまずはご挨拶、
というつもりでいたのですがアポイントの日の数日前に最終調整で教授と
お話ししたら、何と学長直々にお話ししたいとの話が!
プラス他の教授も参加して5人の先生方がお会いいただけるという話になって、
急遽日本の大学について色々と紹介してほしいとのことで、日本の先生には
直前でしたが資料をご用意いただくようお願いしたのでした。
で、先生方が待っている部屋へ向かう。あれ、妙にサンダルの数が多いな…。
なんか部屋がやけに広い。しかも人がいっぱい座ってる…。話が違うぞ!
座っている皆さん全て教授とのこと。一気に緊張が高まる!
学生たちもミャンマーでの研究について一人ずつ紹介する予定だったので、
まさかの状況に呆然となる。
日本側は准教授の先生お1人と学生5人だけですから、こんなに歓迎されるとは
思いませんでした。というか全然聞いてませんでした。
結局日本の先生はしっかりとエネルギッシュにプレゼンをこなすことが出来たし、
学生たちも慣れない英語でのプレゼンを大勢の教授の前でしたが何とか無事に
終わらせることが出来たのでした。みんなエライ!
現在ダゴン大学ではMOUを結んだり協力関係にある海外の大学数が20校ほど
あるそうですが、まだ日本の大学とはまったく関係を結んでいなかったのだそう。
それで大学側も歓迎してくれたんですね。
緊張のひと仕事は終わり、この後は学内でお昼食べよう!ということで移動。
続く!
ダゴン大学のタダ飯と蒼き衣の者たちby thitsa | 2015-09-04 00:02
想定外の緊張を強いられた先生方とのアポイントでカロリーを使いすぎてしまい
かなりお腹が空いてしまいました。
昼はミャンマーの大学の学食を覗いてみよう!という予定だったのですが
なんでも今日はたまたまお坊さんへの寄付式をやっているということで
客人たちに食事を振舞っているとのことで、タダ飯が食える!とケチな気持ちは
持っていなかったのだけど先生に誘われるままに無料のレストランとなっている
教室を訪れるとうまそうな食べ物がたくさんある。
たいへんおいしくいただいたのですが、その場にいた大学の職員や先生方が
いきなりやって来た外国人たちに興味津々で、なかなか落ち着いて食べる
ことが出来ない。でもまあたっぷり食べることができたし交流は深まった。
日本の学生たちもなんとかコミュニケーションを取っていたようだ。
先生方は先生方で盛り上がっていた模様(写真奥)。
で、なぜか(よくあることだけど)お姉さまたちの集合写真を撮ることに。
青い上下の民族服と笑顔がすごく素敵。
青い色は大学職員や先生方の制服なのだそうな。
ロンジーにあるラインの数によって役職がわかるのだそうな。
この後はまだもう一仕事。
なんと教室で生徒たちが我々の来るのを待っているという。
次から次へとなんという歓待! ・・・続く。
急遽学生たちを教室に集めてくれたようです。
昼食を済ませて言われるがままに教室のひとつに入るとみんな座って待ち構えていた!
良く見れば青服の先生方も混じっている。
ここでも日本の大学の紹介、そして日本の学生たちによる研究内容の発表がありました。
午前中に学長及び教授陣の前で突然発表するという修羅場をくぐり抜けたおかげか?
学生たちは実に落ち着いた様子で話をすることができていました。
プロジェクターの配線の接触が悪いのか、度々画面が消えて中断となる場面もあったけど
無事に皆さん話し終えることができました。たいしたもんです。
発表したテーマは主にシャン州の農村開発に関するもの。
ダゴン大学の学生たちは真剣に耳を傾けていました。
で、最後はみんなで記念写真。
予想外に濃い大学訪問となりましたが、これを機に日本とミャンマーの大学交流を
活発にするお手伝いを拡げていけたらいいなと思いました。
この後我々はそのまま夕方の夜行バスに乗ってシャン州へと旅立ったのでした。
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