米APR、マンダレーの火力発電所で受賞
bcjpnok, bcjpnon, bcjpnoo, Han Sein, Ko Naing 木曜日, 9月 03, 2015
米企業APRエナジーは1日、ミャンマー第2の都市マンダレーで稼働する火力発電所が、英字誌パワーマガジンの「トッププランツ賞2015」で、天然ガス火力部門賞を受けたと発表した。
マンダレーのチャウセ工業団地にある発電所は、ミャンマー沖で採れる天然ガスを燃料とする国内最大級の火力発電所の一つで、昨年5月に稼働。最新のCAT低公害発電モジュールを採用している。今年1~3月期に発電容量を20メガワット(MW)拡大。ミャンマー電力公社(MEPE)への電力供給保証量を102MWとし、団地外の600万人に電力を供給するほか、電力の一部を工業団地内に直接供給する。
APRエナジーのクライブ・タートン・アジア太平洋地域担当社長は、「契約締結からわずか90日で稼働させた従業員と契約業者、ミャンマー政府の協力のおかげ」と受賞の喜びを語った。14年2月に締結された契約は、12年に米国による経済制裁の緩和後、発電分野で米国企業がミャンマー政府と交わした初の契約だった。