JICAがネピドーの大学内に農業研究所を設立





「food bank of Japan」農業、植物など9分野


国際協力機構(JICA)が、ネピドーのYezin農業大学の構内に研究所「food bank of Japan」を設立する。研究所は来月末までに完成する。8月10日、Yezin大学のU Myo Kywei学長が発表した。

JICAは、1,060万ドルを投じて9つの研究所を開設する。研究所は農作物、植物の育成、土壌や水質の科学、植物の病害、昆虫学、園芸作物、農業ビジネス、農業工学などの分野に分かれる。運営は2019年11月にスタートする予定だ。

研究所には日本人の専門家2名が常駐し、その他のスタッフは6か月間滞在する。日本で専門的な研究を終えたミャンマー人も参加する予定だという。




ミャンマーの作物を日本市場へ流通 日本の製造技術導入も


農務省副大臣のU Ohn Than氏は、研究所を通して、ミャンマーの食物を日本市場に流通させることが目的だと語っている。また、ビスケットやチョコレートの製造など、日本の食品製造技術の導入も目標としているという。

JICAは、ネピドーに野菜の脱水工場の建設も計画している。ここでは殺虫剤などを使用しないマンゴーの栽培などを行い、日本市場での販売を試みるという。

Yezin大学は日本とのつながりが強く、多くの教員が日本で学んだ経験を持つ。また、教員の3分の1は日本だけではなく、韓国、ドイツ、タイ、マレーシアなど海外で研究に従事した経験がある。




Japan pumps $10m into agro research




Posted by hnm on 金曜日, 8月 21, 2015. Filed under , , , , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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