JICA支援・草の根技術協力事業(ミャンマーへの協力活動)


ミャンマー連邦共和国における洪水被害に対する国際緊急援助

-供与物資の引渡し-

2015年8月6日

ミャンマー連邦共和国の北部・西部の地域において、2015年7月中旬から続く豪雨により大規模な洪水が発生し、同地域では甚大な人的・物的な被害が発生しています。同国政府からの要請に基づき、国際協力機構(JICA)は物資供与を行い、8月5日(水)に供与した物資が同国政府に引き渡されました。
ミャンマー国に対し供与する緊急援助物資(供与総額:約1,800万円、輸送費含む)は、8月5日朝にヤンゴンへ到着しました。物資引渡式は、同日15:30より社会福祉・救済復興省ヤンゴン事務所において、ミャンマー政府側からス・ス・フライン社会福祉・救済復興副大臣、チ・ター同省ヤンゴン事務所課長らが、日本側から樋口建史在ミャンマー日本国大使、稲田恭輔JICAミャンマー事務所次長等、日本大使館およびJICA関係者の出席のもと、実施されました。
引渡式では、フライン副大臣より、今回の洪水に対する日本の迅速な支援に対する感謝の言葉とともに、日本がこれまでにミャンマーの経済発展のために約束したODAに対する謝意も示されました。これに対して樋口大使は、安倍総理からテイン・セイン大統領に宛てた「お悔やみのメッセージ」を代理で読み上げた上で、今回の支援が避難住民の生活に役立つとともに、洪水被害からの一刻も早い復旧・復興を祈念する旨、応答されました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以上

ス・ス・フライン社会福祉・救済復興副大臣(左)に供与物資を引き渡す樋口大使(右)


ヤンゴン国際空港に到着した供与物資


提供された供与物資(毛布、スリーピングパッド、プラスチックシート)

供与物資運搬の様子


日本はミャンマーの農村の水道インフラ整備を支援

2015年7月31日

ミャンマーの農村部の一部においては、水道インフラが整備されていないため、生活水を自分達で水汲みを行っているため大変な労力がかかり現地住民にとっては大変な負担となっていた。また、不衛生な水を使用することにより、子供や老人などが下痢や伝染病などの疫病にかかる事象も発生していた。そのため日本政府は、これらの農村を支援するため水道インフラ整備の支援を実施していたが、この整備が完了したことに伴い、7月20日に引渡式典が行われたことを在ミャンマー日本国大使館は発表した。
今回の支援は、平成25年2月21日に署名された草の根・人間の安全保障無償資金協力「ヤンゴン地域コームー地区チュンガレー村給水施設整備計画」プロジェクトに基づく支援であり、チュンガレー村発展委員会に110,587米ドルの資金供与が行われていたものである。
開催された式典には日本およびミャンマー政府の関係者が参加した。チュンガレー村開発委員会書記からは、今回の水道インフラ整備により現地の人達は水汲みから開放され、結果として衛生面の改善のみならず地域の経済開発に役立つものであるという旨の感謝の言葉が述べられた。



画像提供:在ミャンマー日本国大使館








ミャンマーから電設工事技術学ぶ10人が来県



2015年07月15日 19時11分

ミャンマーから電設工事の技術を学ぶために来日した10人が、きのう(14日)和歌山県の下宏(しも・ひろし)副知事を訪問し、交流を深めました。
ミャンマーでは、最大の都市・ヤンゴンでも電気が通っていない地域があり、10人は「JICA・”草の根”技術交流事業」の一環として、おととい(13日)来日し、御坊市(ごぼうし)の紀南電設で、今月(7月)19日まで研修を受ける予定です。
きのう県庁の下副知事を訪問した10人のうち、地域開発局のチョー・ソー副局長は、あいさつの中で「国のためにも技術を学べるよう頑張りたいです」と述べました。
このあと、チョー・ソー副局長は「和歌山ではすべての地域に電気が通っているのか」とか「すべての電力に対する太陽光発電の割合」について質問したのに対して、下副知事は「和歌山に限らず、日本のどこでも電気が通っていない場所はない。県庁などでは火力発電の割合が多く、太陽光発電は家庭で使用されることが多い」と答えていました。


下副知事と面会するミャンマーの人たち(7月15日 県庁北別館にて)




ミャンマー国ヤンゴン市を対象としたJICA草の根技術協力事業

にかかる研修を実施しました


平成27年6月22

大阪市建設局は、平成27年6月22日から27日まで、ミャンマー国ヤンゴン市からの研修員の受入れを行いました。
 本研修は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」を活用して本市建設局、積水化学工業株式会社、(一財)都市技術センターが連携して取組んでいる「ミャンマー・ヤンゴン市下水道管渠維持管理・修復能力改善事業」の一環として実施されたものです。
 研修員は、ヤンゴン市で下水道事業を担当している技術者5名で、下水道管渠の維持管理や下水道管渠情報の整理手法などに関する講義や視察のほか、今後のヤンゴン市の下水道事業に関する意見交換などを実施しました。研修内容は、帰国後に組織内で共有化され、今後のヤンゴン市の下水道の改善に役立てられます。
講義状況
実演研修状況

現場視察状況







Posted by hnm on 月曜日, 8月 17, 2015. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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