ミャンマーの鉄道 安全性向上へ 丸紅 鉄道保安機材を納入






機材はヤンゴン中央駅などに敷設予定

大手総合商社の丸紅は3日、ミャンマー国鉄と1日に、「鉄道中央監視システム及び保安機材整備プロジェクト」における鉄道保安機材一式納入に関する契約を締結したと発表した。

同プロジェクトは、国際協力機構(JICA)の無償資金協力によって資金が供与されている。丸紅はミャンマー国鉄向けに、京三製作所の製造する鉄道保安機材を納入し、機材はヤンゴン中央駅とパズンダン駅に敷設される。なお、納入完了は、2016年7月を予定している。




ミャンマーの鉄道 今後、各所で改善予定

ミャンマーの鉄道は、整備や保守が行き届いていないことから、老朽化が進んでいる。また、線路の状況も良くないことから、運転速度は制限されている。

そのような状況から、同国の鉄道サービスを改善するために日本からは中古の車両が数多く譲渡されているほか、7月にはテイン・セイン大統領と安倍首相の会談において、ミャンマー向けの円借款供与が決定した。円借款を元にヤンゴン市を運行するヤンゴン環状線の改修を予定している。

丸紅は、安全性の高い日本の鉄道保安システムを供給することで、ミャンマーの鉄道の安全性向上をはじめとして、交通問題の改善と経済発展に寄与していく方針だ。









Posted by hnm on 火曜日, 8月 11, 2015. Filed under , , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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