最高裁判所をホテルに改装、弁護士グループが反対
(5月29日発行/The Daily Elevenより)
弁護士ネットワークはヤンゴン市内パンソーダン通りに位置する旧連邦最高裁判所の建物をホテルに改装するプロジェクトに反対している。
同ネットワークはヤンゴン管区地方裁判所に対して、このプロジェクトを許可したヤンゴン管区政府やミャンマー投資委員会を裁判に訴える告訴状を提出しようとしたが、地方裁判所の受付が受け取りを拒否した。
そのため、同ネットワークは、ネピドーの連邦最高裁判所に対して告訴状を提出するとした。
英国植民地時代の1910年代に建設された100年以上の歴史を誇るこの建物を政府はホテルとして改装し民間に対して事業権を与えた。
事業権が与えられたのは、Flying Tiger Engineering 社とPrime Residence 社。
弁護士のチーミィンさんは「ヤンゴン管区地方裁判所の受付が私たちの訴状の受け取りを拒否する権限を持っているのか問いたい。彼らの仕事は訴状を受付け裁判官に渡すことだ。この訴えを受理するか拒否するかは裁判官が判断するべき。ヤンゴン管区地方裁判所が受付けなかったので、ネピドーの最高裁判所に訴状を提出することにした」と語った。
弁護士ネットワークは2012年10月から反対するデモを2回行っている。
(翻訳終わり)
ヤンゴン市内ダウンタウンのシンボル的な存在、旧連邦最高裁判所の建物がホテルとして改装されるというプロジェクトは入札の落札後、もう3年以上が経過しています。
しかし、先日この建物の周囲を散歩してみたところ、建物の中に大勢の弁護士らしき人たちが職場として利用していました。
一体いつになったら、ホテルへの改装工事が開始されるのでしょうか。
写真で見るとそれほど広く見えませんが、実際は非常に広大な面積を所有しています。
もしホテルに改装されるとなると、大規模な超高級ホテルになりそうです。
私個人の意見を言わせてもらえば、ホテルに改装は賛成です。
なぜなら、民営化することにより建物の保守、維持、管理ができるからです。
もし、民営化されなかった場合、誰がこの建物の面倒を見るのでしょうか。