米フォード、マンダレーに販売店
bcjpnok, bcjpnon, bcjpnoo, MaungSoe 水曜日, 5月 27, 2015
米自動車大手フォードは21日、ミャンマーで2カ所目となるショールーム兼サービスセンターを第2の都市マンダレーに開設したと発表した。ミャンマーの代理店キャピタル・オートモーティブが運営する。
10番通りと78番通りの交差点に、面積1万2,000平方メートル、12台の車両を展示できるショールームを設けた。小型車「フィエスタ」やピックアップトラック「レンジャー」などフルラインアップの販売を取り扱い、正規部品をそろえてアフターサービスにも力を入れる。
1号店は13年10月、最大の都市ヤンゴンに開設。これまでに600台を販売した。「レンジャー」が最も人気という。
ミャンマーでは新車販売店開設の動きが、ヤンゴンからマンダレーへと広がり始めている。すでにマツダや独メルセデス・ベンツがショールームを設けている。
米フォードの販売、今後10年アジアが6割貢献 中印主導へ=幹部
[ディアボーン(米ミシガン州) 21日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーターのアジア太平洋地域会長、デーブ・ショッホ氏は21日、このところ中国の需要は減速しているものの、今後10年の販売拡大の大半はアジア太平洋地域が占めるとの見方を示した。
ショッホ氏は「今後5年から10年のフォードの成長を見た場合、およそ60%はアジア太平洋地域(での販売)が貢献するとみている」と述べた。
同氏は、中国とインドが成長のけん引役になると指摘。中国の自動車市場は2013年の約2300万台から20年には約3200万台に、インドは倍増の約600万台に達すると予想している。
足元では中国での販売は減速しているが、フォードは、同国の自動車市場が伸びを維持するのは可能と判断しているという。
今年第1・四半期のアジア太平洋地域の売上高は23億ドルと、フォード全体の6.8%だった。
中国では景気減速に伴い自動車需要も冷え込んでおり、4月の自動車販売は0.5%減となった。さらに外国メーカーは、とりわけSUVで国内メーカーとの競争激化に直面している。フォードの4月の販売は0.1%増だった。
フォードだけでなく、米ゼネラル・モーターズ(GM)、独フォルクスワーゲン(VW)も最近、値下げに踏み切っている。フォードの主力スポーツ用多目的車(SUV)「エクスプローラー」は8%以上安くなった。
しかし、こうした状況にもかかわらず、外国メーカーは依然として中国での生産拠点作りに多額の資金を注ぎ込んでいる。
また、ショッホ氏は、ビル・フォード会長が4月、同社が需要に応じて生産を減らすと言及したことを認めた。今年第1・四半期にこうした対応を取ったと明らかにしたが、軽微なものだと述べるにとどまり、詳細には触れなかった。