ダイヤモンドスター、ティラワの埠頭でBOT契約




建設・貿易・流通などを手掛ける地場大手ダイヤモンド・スターがこのほど、最大の都市ヤンゴン近郊のティラワ港の国際埠頭および穀物類の生産設備を建設・運営・譲渡(BOT)方式で請け負う認可を、ミャンマー投資委員会(MIC)から取得した。イレブン電子版が25日に報じた。
 ティラワ港の61エーカー(約25ヘクタール)の土地で、国際埠頭を建設・運営するほか、化学肥料や小麦粉、食用油、穀物、砂糖などを生産・梱包する許可も得た。
 ダイヤモンド・スターは、キャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ(CDSG)を構成する企業で、国内有数の事業家コ・コ・ジー氏が率いる。グループは建設業や国内トップの製粉事業のほか、「PREMIER」ブランドのコーヒー事業、「キャピタル」ブランドの小売店網を傘下に収めている。米ペプシコの輸入販売権も持ち、食品事業会社ルビアが三菱商事から出資を受け入れることでも合意している。
 港の近くでは、日本の3商社などがティラワ経済特区(SEZ)を開発中。国際協力機構(JICA)も周辺インフラ整備を支援しており、すでに40社以上が進出を決定、港湾整備も急がれている。

NNA


Posted by hnm on 水曜日, 5月 27, 2015. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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