ミャンマー国軍と交戦、武装勢力13人死亡



ミャンマー北東部シャン州コーカン地区で14日、国軍との交戦で、少数民族コーカン族武装勢力の13人が死亡した。15日付のミャンマー紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが伝えた。

 戦闘があったのは、中国との国境に近いコーカン地区の中心地ラオガイ。国軍側は、重傷を負った武装勢力8人の身柄を拘束したほか、武器や弾薬を押収したという。

時事通信






戦火を逃れて中国へ避難したコーカン地区の住民たち 





コーカン地区の町の様子


ミャンマーで戦闘、兵士47人死亡 日本人2人足止め


ミャンマー北東部シャン州で、少数民族コーカンの武装勢力と政府軍の間で大規模な戦闘が起き、13日付国営紙によると、12日までの4日間で政府軍兵士ら47人が死亡、73人が負傷した。数日間の戦闘での政府側の犠牲としては民政移管後で最悪の規模で、国内和平への影響が懸念される。

 国営紙などによると、シャン州北部の中国国境に近いコーカン地区ラオカイ近郊の村で9日、武装組織が地元の国境警備隊から武器を奪い、政府軍と戦闘になった。武装組織側はラオカイの制圧を試みた模様で、各地に戦闘が拡大。政府と停戦していないパラウン族などの少数民族部隊も政府軍に攻撃を加えた。

 コーカン地区は、軍事政権と停戦を結んだコーカン族の「ミャンマー民族民主同盟軍」が軍政末期まで支配した。麻薬生産で資金を得たとされる。日本の国際協力機構(JICA)が麻薬撲滅に向けた農業支援をしている。日本人専門家2人が地区内の政府軍基地に避難、足止めされたが、ヤンゴンの日本大使館によると安全は確認できているという。

朝日新聞デジタル
KIAのグンタン・ガムション司令官(左)とMNDAAの彭家声司令官(右)

Posted by hnm on 月曜日, 2月 16, 2015. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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