コンビニが急増、ヤンゴン中心に2百店舗



ミャンマー最大の都市ヤンゴンで近年、コンビニエンスストアが急速に増加している。主流の家族経営の雑貨店や市場からシフトが進みそうだ。ミャンマー・タイムズが15日に報じた。
 ミャンマーのコンビニエンスストアは全て地場企業が運営しており、総店舗数は約200店舗に達している。ただ、近隣諸国と比較すると、まだはるかに少ない。タイのコンビニは約1万2,000店に上り、「セブン―イレブン」などの外資チェーンが中心だ。
 ヤンゴンには「ABC」「シティー・エクスプレス」「グラブ・アンド・ゴー」という3つの地場コンビニチェーンがあり、競争が激化。従来型の家族経営の雑貨店をコンビニに改装する動きもある。
 グラブ・アンド・ゴー38店舗を運営するキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ小売部門のアブダル・ラティップ・イスニン最高執行責任者(COO)は、「スーパーやハイパーマーケットは開店までに数カ月から数年を要するが、コンビニは2、3週間で開店できる」とした上で、「これが近年、コンビニが急速に増えている主因だ」と説明した。
 コンビニの出店は、首都ネピドーや第2の都市マンダレーにも広がり始めている。グラブ・アンド・ゴーもヤンゴンに加え、ネピドーにも1号店を出店。マンダレーでは年内に3~5店舗を増設する計画。
 ミャンマー・タイムズによると、現状では外資規制があるものの、外資コンビニチェーンもミャンマー進出を狙っているという。

NNA

Posted by hnm on 水曜日, 12月 17, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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