設備投資用機器の輸入急増、前年比5割増
bcjpnog, bcjpnoo, Han Sein 火曜日, 12月 02, 2014
ミャンマーで、2014年度(14年4~15年3月)に入って設備投資などに使われる機器や設備の輸入が急増しているようだ。商業省関係者の話として現地紙デイリー・イレブンが11月27日付で伝えたところでは、今年4~11月半ばの累計輸入額が前年同期実績を約5割上回り、34億5,576万米ドル(約4,100億円)に達した。
外国企業を中心にミャンマーへの投資が拡大する中、工場や建築物の建設に用いられる機器や設備の需要が増えている。国内での調達が難しいこともあって、海外からの輸入が急速に伸びているとみられる。
設備投資用の機器輸入は今後も増勢基調を維持すると予想される。今年末から来年初頭にかけ、ヤンゴン近郊にあるティラワ経済特区(SEZ)で工場建設が相次ぐことが背景にある。西部ラカイン州や南部タニンダーリ管区で計画されているSEZ計画が具体化すれば、機器や設備の輸入はさらに増える見通しだ。
国家計画・経済開発省傘下の投資企業管理局(DICA)によれば、外国企業によるミャンマーへの投資額は今年4~7月累計で7億4,000万米ドル。13年度は41億705万米ドルだった。