アウンサンスーチー氏、訪中時期は未確定



ミャンマーの一部メディアがこのほど、同国最大野党「国民民主連盟(NLD)」のアウンサンスーチー議長が12月に中国を訪問すると報じたことについて、同議長は5日の記者会見で、「訪中の時期はまだ最終的には確定していない」と述べた。中国・環球時報が6日伝えた。

環球時報の報道によると、アウンサンスーチー議長は「ミャンマーの外交政策は中国、インド、米国を含む各国と平等に関係を発展させるものであり、中国との関係発展も双方にとって有益だ」と指摘。「中国はミャンマーの重要な隣国であり、対抗ではなく協力するべきだ」とも述べた。

あるアナリストは環球時報の取材に対して、「ここ数年、軟禁を解かれて政界に復帰した後のアウンサンスーチー氏の対中問題に対する態度は慎重なものだ」と話した。

環球時報は「熟練しつつある政治家の一人として、アウンサンスーチー氏はミャンマーの発展が中国なしには遂げられないことをよく知っている。中国も同氏が率いるNLDがミャンマーで無視できない政治勢力となっていることを理解しており、中国が適時、アウンサンスーチー氏と直接的に接触することは中国外交の柔軟性を示すものだ」と分析した。

(編集翻訳 恩田有紀)

XINHUA.JP

Posted by hnm on 木曜日, 11月 06, 2014. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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