《日系進出》ジャパンパイル、ティラワに合弁設立へ



基礎工事大手のジャパンパイル(東京都中央区)は24日、ベトナム子会社ファンブー・インベストメント・コーポレーション、ミャンマーのミャンマーVパイル・グループ・オブ・カンパニーズと3社でコンクリートパイルの製造工場設立で基本合意し、合弁会社を設立することで契約趣意書を締結すると発表した。
 来年3月までに3社が出資して合弁会社「VJP」を設立する。ヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)の工業団地内に設置する予定。資本金は設立当初は635万米ドル(約6億3,500万円)とし、1年以内に2倍の1,250万米ドルに増やす。
 ティラワで今後、工場新設申し込みと合弁会社設立の準備に着手。ティラワSEZ管理委員会の許可を取得次第、合弁会社を設立し、新工場の建設に着手する。ミャンマー国内向けにコンクリートパイルの製造、販売、施工を手掛ける。
 3社は今年2月、ミャンマー国内におけるコンクリートパイルの生産および同パイルを用いた基礎建設工事分野で協力するための覚書(MOU)を交わしていた。
 ミャンマーVパイルは最大都市ヤンゴンを本拠とし、コンクリートパイルの製造・施工・建築一般の事業を手掛ける。1996年設立で、年商は4,150万米ドル(約42億円)。
 ジャパンパイルは05年設立。1937年創業のジオトップと34年創業の大同コンクリート工業の共同持ち株会社として発足した。12年12月に東証1部に上場した。

NNA

Posted by hnm on 月曜日, 10月 27, 2014. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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