富樫茂美写真展「ビルマの印象」 (コニカミノルタプラザ)
bcjpnol, bcjpnon, bcjpnoo, MaungSoe 木曜日, 9月 11, 2014
初めてのミャンマー(ビルマ)への旅は2003年の11月。街中立ち籠める揚げ物の油臭、けたたましく鳴り響くクラクション、かび臭い安ホテル、汚れた器に入った甘いコーヒー、停電、草ぼうぼうの古い建造物、巨大な金色の仏塔。よくあるアジアの光景も、海外旅行初心者の私の五感を充分に刺激した。この旅が写真を始めるきっかけとなった。
BurmaからMyanmarそしてRepublic of the Union of Myanmar(ミャンマー連邦共和国)へと国名も国旗も変わり、どこでも政治の話ができ、スーチーさんのグッズがあちこちで売られ、若者はGパンをはき、カフェで語らう。交通渋滞の道路にはピカピカの新車。初めて訪れたときとはかなり変化した都市の環境と生活スタイル。とはいえ、まだまだ生活は楽ではない。
これからも人々や生活の変化を撮り続けていきたい。今まで出会った人たち、そしてミャンマーのすべての人たちが新しくなろうとしているこの国で、豊かな生活が送れるよう心から祈って。
(写真展情報より)
・会場:コニカミノルタプラザ(ギャラリーC)
・住所:東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4階(フルーツの高野4階)
・会期:2014年9月20日土曜日~2014年9月29日月曜日
・時間:10時30分~19時(最終日15時まで)
・休館:会期中無休
・入場:無料
【デジカメ Watch,鈴木美香】