車・部品輸入が急増、5カ月で前年超え
bcjpnok, bcjpnon, bcjpnoo, Han Sein 木曜日, 9月 11, 2014
ミャンマーで乗用車など各種車両と関連部品の輸入が、2014年度(14年4~15年3月)に入って急速に増えている。商業省によると、8月までの5カ月間で前年度の年間輸入額を上回った。自動車の輸入に関する規制が段階的に緩和され、国民の間で乗用車などに対する購入意欲が高まっていることが背景にある。現地紙ミッジマが6日付で報じた。
各種車両と関連部品の輸入額は、4~8月累計で7億5,353万米ドル(約800億円)となり、前年度の年間実績を1億5,617万米ドル上回った。総額の9割に相当する6億7,479万米ドルが海路、残り7,874万米ドルが陸路での輸入だった。
ミャンマーでは、政府が11年から自動車の輸入規制を緩和してきた。中古車の輸入関税率を大幅に低減。新車についても、ピックアップトラックを対象に輸入税率を13%に設定するなど、市場開放に向けた施策を講じた。軍事政権時代に10万米ドルだった車種の価格は4分の1まで下落しているという。