負けたのが悔しくて、やけ酒飲んで暴れたり、建物を壊したり火をつけたりする人がいるかと思いましたが、さにあらず。 皆がミャンマーチームの頑張りに満足していたようです。
bcjpnok, bcjpnon, Han Sein 火曜日, 6月 16, 2015







どこへ行ってもサッカーの話ばかり
今日はどこへ行っても昨日の決勝戦の話ばかりでした。
たまたま、サッカーの話を耳にしたのではなく、ほぼ1日中同じことを話しているようなのです。
日本語学校の教室でも、昼飯を食べたミャンマー料理の食堂、仕事でお世話になっているミャンマーローカルの会社、学校の事務所。。。。。。 全部同じ話ばっかりでした。
すごいと思ったのは、お昼の食堂で、たまたま隣に座った女子グループの話の内容。
「ミャンマーとベトナムの準決勝では絶対ベトナムのほうが強かった。 ミャンマーは≪カン・カウンデー≫」(運が良かっただけ) ≪カン≫(蹴る)はベトナムのほうが絶対上だった。
(注:言葉を掛け合わせています)
昨日のタイとの決勝戦もディフェンスが全然ダメだった。 ゴールキーパーのおかげで大敗しなくて済んだ。ゴールキーパーに最優秀選手賞をあげたい」
ほ~、 ミャンマー女子もかなりサッカーに詳しくなっています。
女子はサッカーのことなどわからないと思っていましたが、よく観察していました。
結果は銀メダルに終わりましたが、これほど国民全員が一心一体になったのは初めてのことではないでしょうか。
負けたのが悔しくて、やけ酒飲んで暴れたり、建物を壊したり火をつけたりする人がいるかと思いましたが、さにあらず。 皆がミャンマーチームの頑張りに満足していたようです。
パブリックビューの会場となったマハーバンドゥーラ公園に1万人の観客が集まりました。
終了後、ゴミを集める青年たちがいたそうで、これも話題になっています。
ミャンマー人もなかなか民度が上がっているように思えます。 実に良いことです。
チームがミャンマーに帰ってくると、空港は大変なことになりそうです。
そして、凱旋パレードも行われるのは確実なので、これも大騒ぎになりそうです。
当分、サッカーフィーバーが続きそうです。