ヤンゴン管区、メーター制タクシー試験導入




ヤンゴンで6月、メーター制タクシーが試験導入される。ヤンゴン管区運輸省の要請を受け、ヤンゴンのIT企業アナリティクス・カンパニーが実施する。現在は交渉制で、メーター制が普及すれば外国人の利便性が高まりそうだが、過去に何度も導入に失敗しており、実現性は不透明だ。

 週刊紙ミャンマー・ビジネス・トゥデー21日号によると、アナリティクスのプロジェクトマネジャー、コー・カン氏は、管区運輸省の要請を受けてメーターシステムを試験導入すると明らかにした。まずは100台にメーターを設置する計画。初乗り料金やその後の料金加算システムなど詳細は決まっていない。試験が順調なら、本格導入する。

 コー・カン氏によると、位置を追跡できる「A・GPS(全地球測位システム)」もタクシーに搭載。電話でタクシーを呼び出すシステムも導入する。

 ヤンゴンのタクシーは交渉制で、ビルマ語の分からない外国人などは高額を要求されるケースも少なくない。メーター制が普及すれば利便性が高まりそうだが、実際にどれほどの運転手がメーターを使うかは不透明。

 ヤンゴン管区では2010年、タクシー登録時にメーター設置を義務付ける制度が導入されたが、大半のタクシーがメーターを設置しても使わず、制度が廃止された。13年にもメーター制を導入する動きがあったが、見送られた。ヤンゴンには、政府の管理が行き届かない未登録の「白タク」も多い。

NNA




またミステリーな事件が起きる


5月8日の未明、午前1時ごろに起きた事件です。

ヤンゴン市内に在住のオーストラリア人男性(建設エンジニア、39歳)がダウンタウンの50通りとアノーヤター通りの角でタクシーを拾い、自宅のあるライン郡区に帰宅する間の出来事です。

そのオーストラリア人は近くのバーで酒を飲んでいたらしく、タクシーに乗り込むや、すぐに熟睡してしまいました。

タクシー運転手は、ダウンタウンのパンソーダン通りでミャンマー人女性3人組がタクシーを制止したので聞くと向かう方向が同じだったため、同乗させたのだそうです。

その女性3人はインヤー湖を越えガバエーパゴダ通りのチョードゥインゴン交差点で下車しました。

件のオーストラリア人男性がライン郡区の自宅近くまで差し掛かったときに目を覚ましたのですが、そのとき彼の財布(3万チャットくらい入っていた)やラップトップ型コンピューター、携帯電話がなくなっていることに気づきました。

彼はタクシー運転手が盗んだのではないかと疑い、運転手を羽交い絞めにし頬をひっぱたき、ボコボコにしました。

そして、運転手を引きずりながら無理やりライン郡区の警察署に連れて行き、「彼に財布を盗まれた」と訴えたのです。

もちろん、運転手は否定しました。


犯人と思われる女3人組は次の日、ライン郡区のタマイン交差点付近をうろついていたところを警察に捕まりました。なんと、事件が起きて24時間以内に解決したのです。


目出度し、目出度し。 


に見えますが、なんか変です。


まず第1にオーストラリア人とタクシー運転手が警察に行ったときに、女3人組のことは一切話さなかったことです。
(オーストラリア人はずっと寝ていたので気づかなかったのかもしれない)


そして、警察がどうやって女3人組を特定し、どうしてこれほど早く逮捕できたのか。


どうもこのタクシー運転手は何か隠しているように思えます。

新たな事実が出てきたら、またアップします。


あ、オーストラリア人は暴行罪で逮捕されました。

ブラックリスト入りは確実ですから、もうミャンマーへは来られないでしょう。



ところで、ヤンゴン市内在住の日本人もこのオーストラリア人と同じように、酔っ払ってタクシーの中で寝てしまう人をときどき見かけますが、これは絶対に危険です。

まず、どこに連れて行かれるかわかりませんし、所持品を盗まれる可能性が大です。

ここは日本ではありません。外国であることを常に忘れず、泥酔するまで酒を飲むことは慎みましょう。

泥酔して一人でタクシーに乗るのは大変危険です。







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コメント1 夜のヤンゴンさん

運転手の携帯電話に、女の名前と電話番号があるはず。後は簡単でしょう。夜の女とタクシードライバー。


コメント2 nyaung-oo さん


タクシーの運ちゃんと女はグルでは?
このケースではややつじつまが合いませんが、
タイではよくある話ですね。
街をぶらぶら歩いていると、前から来た女が
声をかけてくる。逆ナンの場合もあるし、道
を聞く場合もある。そして「連れてって」と
かいってたまたま来たように見えるタクシー
を止め、乗り込んでそのままラブホへ。シャ
ワーを浴びる間にカネを盗るとか、行為の間
にうまいことやってカネを盗る。おわるとま
だそのタクシーがそこにいて、それに乗って
繁華街へ。そこで降ろしてもらえます。なお
タクシー代はすべて女持ち。
気がついたときには現金がないというパター
ンです。 

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タクシー運転手による事件が多発
(5月12日発行のボイス日刊紙)


5月初旬、バハン郡区のレストランで食事した後、パークロイアルホテルにタクシーで帰ろうとしたアメリカ人女性に対して、タクシー運転手が強姦しようとした事件があった。

タクシー運転手による事件が多発しているため、夜間のタクシーを検問することにしたとヤンゴン管区警察が発表した。

東部県警察の警察官は「そのアメリカ人女性は酒を飲んで酔っ払い、タクシーの中で熟睡してしまった。タクシー運転手はホテルに向かわないで、ダゴン・セィッカン(港)方面へ運転し、人気のない所でタクシーを止め、暴力行為を行った。アメリカ人女性が抵抗して逃げることができた。しかし、財布や貴重品がタクシーに残された。アメリカ人はタクシーの車種について白い車でセダンタイプの車だったことしか覚えていない。ナンバーも覚えていないとのことで、捜査は困難だ。そのため、すべてのタクシーに対して検問を行い、写真と個人データを集めている」と語った。

この対策は5月9日から開始し、午後9時から12時、午前3時から6時までタクシーなどを対象に行っている。

4月末にもヤカイン州からヤンゴンに戻った32歳の女性がアウンミンガラー長距離バスからダゴン・ニュータウンへ帰る途中、タクシー運転手が金のブレスレットや現金を盗む強盗を働き、車から降りるように命じて逃げるという事件が起きた。

ヤンゴン市内でタクシーを運転しているニュンマウンさんは「タクシー運転手が乗客の金品を盗んだというニュースを新聞でしばしば見かけている。乗客はそのタクシーのナンバーと車種をメモしておくべきだ。一人で乗るときは乗車中ずっと家族と携帯電話で話しているのが良い」とコメント。

ヤンゴン管区で起きたタクシー運転手による事件の被害者の多くは一人で乗った女性が最も多かった。

以前、タクシー運転手の写真と名前、住所、ナンバーを書いたカードが助手席に掲げられていたが、この制度が廃止されている。そのため、この制度を復活させる必要があるとヤンゴン西部警察の幹部が述べた。


(翻訳終わり)

この前も書きましたが、

ヤンゴン市内在住の日本人もこのアメリカ人と同じように、酔っ払ってタクシーの中で寝てしまう人をときどき見かけますが、これは絶対に危険です。

まず、どこに連れて行かれるかわかりませんし、所持品を盗まれる可能性が大です。

ここは日本ではありません。外国であることを常に忘れず、泥酔するまで酒を飲むことは慎みましょう。

泥酔して一人でタクシーに乗るのは大変危険です。

(前回のブログのコピペになりました)


「タクシー乗車中にずっと家族や誰かと電話していなさい」というアドバイスはなかなか良いアイデアです。

ヤンゴン在住の日本人もやってみましょう。



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コメント1 ふっちーさん

実は私も、ちょっとした被害に遭いました。

タクシーでホテルに着いて、偶々明りの無い暗闇の中で3千チャット(千チャットを3枚)を渡して降りたら、運転手が200チャット札を差し出して、一枚こだったと言われてしまいました。
笑いを堪えて、200チャット札を受取り、代わりに1000チャット札を1枚渡しました。

以前、どなたかのプログで、5000チャット札での支払いを500チャット札だったと言い張って余計に料金を強奪するのと言うのがあったそうですが、今度はそきたかと(笑)。

タクシー運転手も、色々考えるのですね。


Posted by hnm on 水曜日, 5月 27, 2015. Filed under , , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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