ミャンマー豪雨災害 救援活動開始 ジャパンハート
bcjpnol, bcjpnoo, Han Sein, Htun Naing Myint, MaungSoe 日曜日, 8月 09, 2015
日・ミャンマーの医師・看護師らが初動部隊結成
ミャンマーに病院を構え、医療支援を行う特定非営利活動法人ジャパンハートは、ミャンマーの豪雨災害で被災した地域への支援を決定した。同法人は、日本人とミャンマー人の医師と看護師からなる初動部隊を結成した。
ミャンマーでは、7月半ばから豪雨が続いていたほか、7月末にはサイクロンの影響によって被害がさらに拡大した。豪雨によって少なくとも46人が死亡し、被災者数は21万人に達したとみられる。
3日早朝、初動舞台が出発
8月3日早朝、初動部隊は、ジャパンハートの活動地であるザガイン地方域のワッチェ村から支援の目的地である同地方域の町、コーリンへと出発した。
支援物資として、医療物資、米50袋とインスタントラーメンを積載、トラックにて出発したが、通常6時間で到着するところ、浸水地域を通過することから、車のほか、船も使用して現地へと向かう。
支援の内容は、医療者の派遣、診察や治療、患者の搬送、食糧の配布などを予定しているが、現地の要望により、支援内容は変更される場合がある。なお、今後は、第二陣、第三陣の出発も予定している。
ジャパンハートは、2008年のサイクロン災害時にも直後に現地入りして支援を行った。同年のサイクロンにおいては、10万人を超える犠牲者が出たが、同法人はその時にも支援を行った経験があること、また、ミャンマー政府の信頼も得ていることから、今回の支援も迅速に行われることとなった。