空路での入国に限りミャンマー・タイ間で「入国ビザ」が免除に





ビザなしで最長14日間滞在可能


ミャンマーとタイ両国の国民は、8月11日よりビザを取得することなくお互いの国を訪問することができるようになった。

これまでミャンマーのパスポート保持者は、ヤンゴンの在ミャンマータイ大使館にてビザの取得をしなければならなかったが、今後はこのような手順を取ることなく渡航することが可能となった。

ビザなしでの最長滞在期間は14日間。観光やビジネスでの滞在が容易となる。

タイのタナサック・パティマプラゴーン(Thanasak Patimapakorn)副首相兼外相によると、タイ北部の都市チャンマイにて開かれた「タイ・ミャンマー合同委員会」の会議で、7月27日にビザなしで滞在可能とする契約が締結されたとのこと。

ミャンマー側の担当者はワンナマウンルィン(Wunna Maung Lwin)外務大臣。タイ側の担当者はタナサック・パティマプラゴーン副首相兼外相である。



空路での入国者に限定


今回のビザ免除は、当面の間、空路で入国する旅行者に限定。タイ国内の23の空港に到着するミャンマー人旅行者、また、ミャンマーのヤンゴン、ネピドー、マンダレー3つの国際空港に到着するタイ人旅行者が対象となる。

面倒なビザ取得の手間を省いた今回の入国ビザ免除は、ミャンマーとタイ両国の関係を促進させるばかりでなく、利便性をも高め、両国間の人の流れが活発になることが期待される。

ミャンマー政府が今年1月に提出した報告書によると、2020年までに750万人の観光客受け入れを目標としており、多くのタイ人がこれに貢献することだろう。

ミャンマーのパスポート保持者は、すでにベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシア、フィリピン、ブルネイのASEAN6カ国にビザなしで入国することが可能となっている。











Posted by hnm on 金曜日, 8月 21, 2015. Filed under , , , , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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