話を聞くと、日本の生活はいろいろと大変だそうですが、楽しく暮らしているそうで安心しました。



10年ぶりに再会した元学校スタッフ



以下は2003年の日本語能力試験(2級)の問題の一部です。



多くの老人たちの死を目前にして、私は彼らの本当の望みを知ることができた。


それは、彼らが(   )と言って死にたい、ということだった。


(   )。。。。。それが何を意味しているのか。もちろん、看病してくれた家族への感謝もあるだろう。


遠くからかけつけてくれた親族へのお礼もあるかもしれない。


だが、本当に彼らが言いたいのは「ああ、いい人生だった」ということではないだろうか。


《問》(  )に入る言葉として最も適当なものはどれか。


1.さようなら


2.よくできた


3.ありがとう


4.ごめんなさい


(抜粋終わり)





答えはもちろん3.「ありがとう」ですが、この問題を先月生徒たちに解かせていたとき、今から10年以上前のことが鮮明に思い出されました。


この試験は2003年12月の初旬に行われたのですが、学校スタッフのAちゃんもこの試験を受けたのです。

試験の翌日、彼女は紅潮した顔で、


「ねえ、センセー、感謝する、お礼 って書いてあったから、答えは「ありがとう」ですよね」 


とミャンマー語で聞いてきました。

「そうだね、常識で考えるとそうだけど、先生は問題文を見ていないから断言はできません」


と答えました。


(半年後、問題文が公表されてやっと正解であることがわかった)



その彼女は翌年(2004年)に日本の大学(国士舘大学)に見事合格し、4月から留学したのです。

そして、箱根の有名旅館に就職し、ミャンマー人男性と結婚し今は一児のお母さんです。

フェイスブックなどで近況は把握していたのですが。。。。。。

その彼女、学生たちに問題を解かせたまさに次に日にひょこっと学校に現れたのです。


(それもご主人と一緒に)




いやあ、本当にびっくりしました。






話を聞くと、日本の生活はいろいろと大変だそうですが、楽しく暮らしているそうで安心しました。

子どもさんはミャンマー語は理解できるものの、話したり書いたりはできないとのこと。

なので、これからミャンマーの学校に入れて勉強させるのは無理ということで、日本の教育制度で勉強を続けることにしたそうです。


(日本の教育は大変だよ~!!)




何はともあれ、当校でずっと働いていてくれた子が日本で立派に暮らしていることに敬服しました。



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Posted by hnm on 月曜日, 3月 09, 2015. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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