ミャンマーの車窓から①②③




ミャンマーの車窓から①



ミャンマーの最大都市ヤンゴン



この街での移動手段としては、タクシー、バス、



最近はマイカーを持つ人も多くなった。



そして忘れてはいけないのが鉄道だ。



日本の山手線のような感覚で、ヤンゴンを一周する環状線がある。



しかし、そこを走る車両は、日本のそれとは少々違う



まず、窓ガラスはない。



必然的に雨が入るから、シートはプラスチック製で、お尻が痛くなる。



床には所狭しと乗客の荷物が置かれており、お世辞にもきれいで清潔な車内とは言えない。



もちろん、窓のない車両にエアコンなどなく、まるで貨物列車。



一周するのに約3時間かかる。



走れば追いつくほどのスピードだ。



しかし、どこの駅で降りても100Kyats(約10円)



年季の入った車両は、毎日市民の足を支えている。



実は最近、そんな環状線に、驚きの変化があった。



明日も引き続き、ヤンゴンの鉄道についてお話したいと思う。






ミャンマーの車窓から②



まるで貨物列車のようなヤンゴン環状線の車両。



そんなヤンゴンの鉄道に、最近、変化があった。



日本のJR東日本で使われなくなった車両が、ミャンマーの港に陸揚げされたというのだ。



そして、ついに、ヤンゴン環状線を走り始めた。



駅に着くと、自動ドアが開く



車内は、エアコンが効いていて快適、つり革もある。



もちろんイスはふかふかで、これなら長時間の乗車も耐えられる。



日本人の我々にしてみれば、当然のことばかりだが、
従来のことを考えるとものすごい変化だ。



もちろん変わらないところもある。



相変わらずスピードは遅いし、自動ドアは完全に停車する前に開き、発車してから閉まる。



ミャンマースタイルを受け継いでいるようだ。



この列車であれば、突然の雨も、暑さも関係ない。



3時間、ゆったりとヤンゴンの風景を楽しめる。



お値段は400Kyats(約40円)と、従来と比べると高くなったが、それでも安い。



休日、ダウンタウンの喧騒から離れて、こんな過ごし方をするのはどうだろうか。





ミャンマーの車窓から③



ヤンゴン環状線に登場したエアコン車両



日本人にはなじみ深い車内




窓には『開放厳禁』の文字が見える




日本語の注意書きなどはそのままだ。



ミャンマー人には読めないはずだが、雰囲気で伝わるのか?



一般車両よりもお値段が高いこともあって、車内は空いていた。



こうやって、ミャンマーもどんどん便利になっていくのでしょう。



数年後には、高速鉄道なんかも走っているのでは?と思えてならない。



電話+95-1-1220562(海外から)
01-1220562(ミャンマー国内から)
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Posted by hnm on 日曜日, 9月 28, 2014. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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