ミャンマーの車窓から①②③
bcjpnob, bcjpnoo, MaungSoe 日曜日, 9月 28, 2014
ミャンマーの車窓から①
ミャンマーの最大都市ヤンゴン
この街での移動手段としては、タクシー、バス、
最近はマイカーを持つ人も多くなった。
そして忘れてはいけないのが鉄道だ。
日本の山手線のような感覚で、ヤンゴンを一周する環状線がある。
しかし、そこを走る車両は、日本のそれとは少々違う
まず、窓ガラスはない。
必然的に雨が入るから、シートはプラスチック製で、お尻が痛くなる。
床には所狭しと乗客の荷物が置かれており、お世辞にもきれいで清潔な車内とは言えない。
もちろん、窓のない車両にエアコンなどなく、まるで貨物列車。
一周するのに約3時間かかる。
走れば追いつくほどのスピードだ。
しかし、どこの駅で降りても100Kyats(約10円)
年季の入った車両は、毎日市民の足を支えている。
実は最近、そんな環状線に、驚きの変化があった。
明日も引き続き、ヤンゴンの鉄道についてお話したいと思う。
ミャンマーの車窓から②
まるで貨物列車のようなヤンゴン環状線の車両。
そんなヤンゴンの鉄道に、最近、変化があった。
日本のJR東日本で使われなくなった車両が、ミャンマーの港に陸揚げされたというのだ。
そして、ついに、ヤンゴン環状線を走り始めた。
駅に着くと、自動ドアが開く
車内は、エアコンが効いていて快適、つり革もある。
もちろんイスはふかふかで、これなら長時間の乗車も耐えられる。
日本人の我々にしてみれば、当然のことばかりだが、
従来のことを考えるとものすごい変化だ。
もちろん変わらないところもある。
相変わらずスピードは遅いし、自動ドアは完全に停車する前に開き、発車してから閉まる。
ミャンマースタイルを受け継いでいるようだ。
この列車であれば、突然の雨も、暑さも関係ない。
3時間、ゆったりとヤンゴンの風景を楽しめる。
お値段は400Kyats(約40円)と、従来と比べると高くなったが、それでも安い。
休日、ダウンタウンの喧騒から離れて、こんな過ごし方をするのはどうだろうか。
ミャンマーの車窓から③
ヤンゴン環状線に登場したエアコン車両
日本人にはなじみ深い車内
窓には『開放厳禁』の文字が見える
日本語の注意書きなどはそのままだ。
ミャンマー人には読めないはずだが、雰囲気で伝わるのか?
一般車両よりもお値段が高いこともあって、車内は空いていた。
こうやって、ミャンマーもどんどん便利になっていくのでしょう。
数年後には、高速鉄道なんかも走っているのでは?と思えてならない。
電話+95-1-1220562(海外から)
01-1220562(ミャンマー国内から)
メールアドレス info@fujirealestate.asia
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