新鉱床の探査・採掘は民間に、政府が方針




ミャンマー産非加熱サファイア(楽天市場)



ミャンマー産の無処理で美しいルビー

写真は、ルビーの原石。

ミャンマー政府は、国営企業による天然鉱物の採掘を既存の鉱山に限定する方針を示している。今後の新たな鉱床の探査と採掘は、民間投資家に委ねる。ミャンマー鉱業協会連合会のキン・マウン・ハン副会長の話を、現地紙ミャンマー・ビジネス・トゥデー電子版が18日付で報じた。
 政府は、天然鉱物を採掘する国営企業の技術や保有設備の水準が国際基準に達しておらず、国際競争力に劣るとみて、外資をはじめとする民間企業に採掘してもらう方が得策と判断した。
 今後は鉱床の探査から採掘までを民間投資家に任せる。投資家の事業計画を国の規制に沿って審査し、問題がなければ探査・採掘権を与える。
 ミャンマー・ビジネス・トゥデーによると、同国には約1,250の鉱山がある。国営企業による天然鉱物の生産量は、2013年度(13年4~14年3月)実績で石炭が前年比19%減の38万272トン、重晶石が45%増の3万1,295トン、石こうが13%増の4万3,715トンなどとなっている。

NNA









1995年ごろのパカン鉱山


最近



マンダレーの翡翠市場





ジョハチドーライト

ミャンマー、マンダレー、ピンウールィン、モゴック産

黄金色が美しいジョハチドーライトです。表記ゆれでジョーハチドーライトやジョウハチドーライトとも。
現在の北朝鮮にある上八洞で戦時中に日本人が記載した鉱物で、そのため上八洞を日本語読みした名前になっています。

長らく原産地の上八洞以外では見つからず宝石質のものもなく、
しかも北朝鮮鉱物が市場に出回ることもないので幻の鉱物扱いだったのですが、
ミャンマーで採れた黄色の石が分析の結果このジョハチドーライトだとわかり、
さらにまとまった産出があって2008年頃一気にルースが流通しました。
どうやらその時レアストーンコレクターに一通り行き渡ってそれっきりになっているようです。
ミャンマー以外で産出したという情報も聞きません。

これくらい価格帯が高めで不人気黄色系のレアストーンだと需要もあまり無いので、
その後の新産出が無くてもまだ市場に売れ残っているルースが沢山あります。
質と金額にこだわらず手に入れるだけなら簡単でしょう。
ただ現在出回っているものが尽きたときにまた幻の石になってしまう可能性はありますので、
あるうちに綺麗なものをひとつ購入しておきました。

ジョハチドーライトの色の幅はカラーレスからイエローを経てブラウニッシュオレンジまで。
黄色が濃いところは蛍光反応が弱く、色が薄いところは蛍光反応が強い傾向があります。
結晶はほとんど小粒のものしかないようで、1ctを超えるものは稀です。

シンハライトとは化学組成が似ています。
CaAlB3O7 ジョハチドーライト
Mg(Al,Fe)BO4 シンハライト


ルースを語るブログannwuyn



Posted by hnm on 月曜日, 9月 22, 2014. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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