私は今の改革は早すぎるような気がしてならない、先進国の思惑に惑わされない方が良い。



本日のブログはブログ管理人の素人的感覚で見た意見です。


この1ヶ月の間に宗教相の更迭逮捕、保健相、情報相の辞任と3名の大臣が交代した。


今回3名の大臣交代は過去に辞任した大臣の辞任や更迭理由とはいささか訳が違うような気がしてならない。


宗教相と情報相は元軍人,保健相は民間人女性。


この3名は与党USDPの中でも民政派とみられテインセィン大統領の改革を助けて来た。民主化の速度をより一層は早めようと努力してきた大臣。


テインセィン大統領は民政派でも汚職が目に余る大臣は更迭し、同時に軍政派の大臣も能力不足等の理由で辞任させたり、小規模の省に鞍替えさせて、軍政派の力を徐々にを削いできた。


しかし今回の3名は汚職や能力不足との話はない、あまりにも改革のスピードを速めようとして、テインセィン大統領のUSDP内の軋轢を最小限にして確実に改革を進めようとする意にそぐわなかったのかもしれない。


 私は今の改革は早すぎるような気がしてならない、先進国の思惑に惑わされない方が良い。

このままの形で改革が進めば、経済は華僑の様な外資に牛耳られて政治的にコントロールできなくなる。


民衆は民主主義=何でも自由だとの意識が強く成熟した民主主義には程遠い。


国内の財閥が有る程度力をつけ、国民も民主主義は何たるかをよく理解できるまで、改革はゆっくりで良いのではないか。

 


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民主派、軍政派の名称はブログ管理人の造語で以下の様な分類


民政派:民主改革、経済改革を進め改革が軌道に乗れば軍人は政治に関与しない

軍政派:民主改革、経済改革は進めるが軍人の政治関与は続ける



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Posted by hnm on 月曜日, 8月 04, 2014. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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