ミャンマー政府、連邦制導入で少数民族と合意
bcjpnog, bcjpnon, bcjpnoo, Htun Naing Myint 月曜日, 8月 18, 2014

ミャンマーで昨年11月から続く同国政府と少数民族勢力代表の停戦交渉で、少数民族側が最重要課題に掲げる「自治権を認める連邦制導入」について、ミャンマー政府が合意したことが16日、分かった。
交渉筋が明らかにした。ミャンマー全土での双方の停戦に向けた最大の懸案が解消された形で、早ければ9月中とされる停戦合意成立に向け、大きな進展となる。
交渉筋によると、政府と18の少数民族勢力の交渉代表が15日、ヤンゴン市内で協議。交渉の最大のネックだった少数民族側の要求を政府側が受け入れた。自治の範囲や少数民族側の武装維持など、その他の課題は停戦合意後に協議するとし、双方とも停戦を優先させた。政府側には、来年の総選挙を前に、民政移管後の同国最大の懸案とされた和平問題で前進をアピールする狙いもあるとみられる。(国際部 隅谷真)
