日産、ミャンマーで乗用車生産…2015年から


写真はミャンマー大統領の事務所から, 日産のカルロス・ゴーン社長(右)

日産自動車は20日、ミャンマーで2015年から乗用車の生産を始めると発表した。

 マレーシア企業に委託し、小型車「サニー」を組み立てる。生産能力は年1万台で、日本の自動車メーカーのミャンマー進出は小型トラックを生産するスズキ、いすゞに次いで3社目となる。

 委託先は、東南アジア各国で日産車の販売を手がけるタンチョンモーター。ミャンマー南部に工場を建設し、日産のタイ工場などから部品を輸入して乗用車を組み立てる。タンチョンは7月末から、ミャンマーで日産の商用車を販売している。

 日産は生産・販売の拠点を確立し、市場を獲得したい考えだ。ミャンマーは人口が約6000万人で、将来的な経済成長が期待できる。軍事政権下での民主化運動弾圧に対する経済制裁で、日米欧のメーカーが新車輸出を自粛し、自動車販売の大半が中古車だ。

読売新聞

Posted by hnm on 土曜日, 9月 21, 2013. Filed under , , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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