大半の人質救出と軍表明、死者68人に
bcjpnoa, bcjpnon, bcjpnoo, Htun Naing Myint 月曜日, 9月 23, 2013
23日、武装集団が襲撃したナイロビのショッピングモール付近(久野武志氏撮影・共同)
【ロンドン=内藤泰朗】ケニアの首都ナイロビで起きたショッピングモール襲撃事件は23日、武装集団の制圧作戦に乗りだしたケニア軍がモール内の大部分を掌握、大半の人質を解放した。事件は発生から3日目で収束に向かいつつある。犯人グループに欧米人が含まれているとの情報もあり、国際的なネットワークを持つとみられる武装勢力が、今後もケニアを狙ったテロを行う可能性がある。
ケニア政府は23日、襲撃による死者が62人に達したと発表した。オランダ人や南アフリカ人、ガーナ人が犠牲者に含まれることも新たに判明した。制圧前の段階で人質が10人程度とされているほか、行方不明者が多数なことから、犠牲者はさらに増えそうだ。
ケニア当局者は22日夜、市民約千人を救出し、モール内のほとんどを制圧したと発表していたが、23日になっても軍と武装集団のにらみあいは続いた。
事態が大きく動いたのは23日昼ごろ(日本時間同日夜)とみられる。モールから大きな爆発音が数回響き渡った後、黒煙が上がった。軍の制圧作戦によるものかどうかは不明だが、相前後し軍が最終的な制圧に踏み切った可能性がある。
一方、米CNNテレビは23日までに、犯行声明を出したソマリアのイスラム過激派組織アッシャバーブ関係筋の話として、襲撃事件には、米国人3人とソマリア人2人のほか、英国人、カナダ人、フィンランド人、ケニア人各1人の計9人が含まれていると伝えた。襲撃犯は10~15人とされる。ロイター通信も、ケニア治安当局者の話として数人の犯人がケニア以外の国籍と報じた。






