日本のミャンマー支援 これでいいのか?




日本政府は1昨年から矢継ぎ早にミャンマー支援を発表しているが、

どれほどの金額を支援しているか日本国民は知っているのだろうか。

5000億の債権放棄、国民一人当たり4200円。

また1000億円の追加支援も確定している。

しかし、この支援が本当に喜ばれて役に立っているのだろうか。

6000億も支援しているのだから当然喜ばれていると錯覚していないか、

先ず、ミャンマー国民が過去の5000億の借金を棒引きにしてもらったことを知らない人が多い。

知っている人でも、それは軍事政権と日本の会社が儲かっただけで我々には関係無く、かえって迷惑だとうそぶく知識人もいる。

援助する日本の態度はどうも上から目線で、これは不便だろう、あれは直さなければと指示型になっているのではないか。

日本は情報不足でミャンマー政府、国民の本音を見誤っている気がしてならない。

ミャンマー側から見れば少々うるさいが金を出してくれるのだから黙って貰っておけばいいとの認識が強いのでは。

中国の民族学者の研究によれば東南アジアで一番プライドが高いのはミャンマー人『ビルマ族』との研究報告もある。

5000億円の債務不励行は知識階級のミャンマー人にとっては耐え難い屈辱と推察する。

ミャンマー人の深層の中に日本を恨む気持ちはゼロでは無いことを認識しなければ今後の支援もムダ金になるのは目に見えている。

既にその結果は現れている。

インフラ整備の大型案件に連敗している日本企業、運が悪かっただけでは済まされない。

プライドを傷つけられたしっぺ返しかも知れない。

大型案件の連敗については他にもさまざまな条件が重なった結果だと思うが、

『清く、正しく、美しく』、清貧ではミャンマーでは戦えない。

 

これからのODA1000億円も仕切り直しで、援助案件を総点検し費用対効果の期待できない物件は決定事項であっても破棄するぐらいの英断が必要だろう。ハードよりソフトの支援に転換すれば金額も減額できる

全体をまとめて結論的に言えば『情報力不足』で情報戦に負けているが、全てだろう



『総務省と日本郵便は5月、郵便システムの導入を支援することで合意した。郵便番号によって郵便物を自動的に仕分けする区分機を導入したり、手紙や小包を効率的に配達する仕組みや物流網を整備したりする。平成26年から具体的な支援を始める予定だ。』  引用終わり


区分機や配達の仕組みを作るのは良いが、流通網をどうして整備するの?


雨季に浸水する道路は数えきれない、隔日での一方通行、牛車や、オートバイしか通れない道、等々の問題解決は?


住所が無い家はどうするの?


ミャンマーでは田舎に行けば下記のような家は当然のようにある。


○○橋のそば、○○僧院の奥、○○通りの大きな木のそば、なんてな住所(?)は沢山ある。


郵便物の紛失の中には配達先不明もかなり多いのでは。


配達夫がたまたま気が利けば大雑把な住所でも運よく届くだろうが。


日本のように地名地番がハッキリしない所にどうして100%配達できるのだろうか。


この辺りをどのように解決するつもりかな。


区分機や、物流網(多分輸送車両だと思う)の整備以前に、地名地番の確定、住民の住所登録、手紙に郵便番号を書く習慣、配達夫の教育、小規模郵便局の設置などを整備しない限り、上手くいかないのでは。


当然上記のようなことは全て勘案済みの日本型郵便システムの導入だと思いたい。


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Posted by hnm on 木曜日, 9月 26, 2013. Filed under , , . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0

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